これからもいっぱいの笑顔で
- 松村百合彩
- 大月短期大学
- 2016春
短いけど本気になれた2週間
私がこの武者修行プログラムに参加した理由は3つありました。
1.本格的に就活する前に、私って一体何者なのか知りたかった
2.経営にもともと興味があって、自分が向いてるのか知りたかった
3.普段の生活がなんかもの足りなくてチャレンジしてみたかった
やってみて率直にすごい2週間で、日本にいた時では得られなかった視点や仲間を得ることができて、これからも忘れないって言い切れるほど濃厚な時間でした。
なにがすごかったって自分が持ってる課題とか目標とかに対して、自分も本気で考えて、本気でチームメイトやタームのみんなとぶつかりあえる、全部が本気だったことです。
こんなに本気で頑張り合える人って、今まで自分の周りにいなかったです。
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私ってなにものですか?
そもそも私の参加動機の3つは、私の課題でもありました。
特に最初の課題の「私」について。
小さい頃から「元気で明るい子ね」って言われて育ってきて、確かに根暗なタイプじゃないし、間違ってないなって思ってました。
でも、それって本当なの? 私って本当はどんな人なの?
って、就活をいざ始める自分に対して思い始めてました。
私の周りの人はいい人ばかりで、めちゃめちゃ褒めてくれて甘やかされてきたからか、自分の短所とか、何が苦手かとかもよく分かってなかったです。
でも、このプログラムで会った人は、皆本気で私の事考えてくれるんです。
私の良いとこ、悪いとこをちゃんと見て、目逸らさず指摘してくれる。
そんなハッキリいってくれる人って今までいませんでした。
私自身、人の長所や短所をちゃんとハッキリ言える人じゃなかったから、素直に、参加をしていた皆、特にチームメイトの2人をすごいなって思いました。
和也さんをはじめ、ファシリテーターの皆さん、同じ参加タームのみんなも もちろんだけど、
その中でもチームメイトの2人には恥ずかしくて直接は言えなかったけど、ほんとに自分のことを隠さずに、腹を割って話せる2人でした。
今思えばそんな仲間と出逢えたのもこのプログラムのおかげだなって思って、私は幸せ者だなって思います。
夢を思い出させてくれた仲間
私は今、短期大学の2年生なので就活しています。
就活してて思うんです。ほんとに自分のやりたいことって何かなって。
それはこのプログラムに参加して気づいたんです。
「起業して自分のモノをつくりたい」って。
小さい頃の周りの友達の夢ってお菓子屋さんとかお花屋さんとかでした。
でも、周りには言えなかったけど、私は小さい頃から社長さんになりたかったんです。
実家でお店をやってることもあったけど、みんなとあまりにも違うから言えませんでした。みんなと違うんだって思って。
このプログラムで私はハンバーガー屋のインサイドマーケティング(店舗内部)の担当でした。
チームの3人は生まれたところも育ってきた環境も違うから、もちろん各々の考えも違くって、それでチームが上手くいかないときもあって、お互いの気持ちが揃わなくて嫌だなって思うこともありました。
そんな中でファシリテーターのみなさんや和也さん、多くの人が言葉を通じて手を差し伸べてくれたり、私たちに寄り添ってくれました。
本気でぶつかるからこそ上手くいかないこともあるけど、それを助けてくれる人が周りにいる。
そんな体験ここじゃなかったらできてなかったと思います。
参加後、なんで上手くいかないことがあったのかなって考えると、各々の個性を殺してた気がしました。1人1人良いところがあって、その個性を活かすことでチームの色ができるって思ったりしました。
今でも連絡取り合うような関係になれてて私はとても嬉しいです。
この経験を通して、
「将来、私は起業してどんなに小さくても個性を活かした自分だけのモノ作りたい」
という自分の夢ができました。
ほんとの充実
皆さんは今の生活に満足してますか?
私は武者修行に参加する前は、充実してると感じてませんでした。
第1志望の短大に通えて、友達もできて、一緒に授業受けて、悪くないけどなんか足りなくって。
みんながビックリするようなことやってみたかったんです。
それで選んだのがこのプログラムでした。
充実した2週間。本気で濃厚な2週間。周りのみんなが絶対経験したことないような2週間。
やってよかったなって思ってます。
もちろん最初は無理かもしれないとか思ってました。
英語はあんまり喋れないし、成績も良い方じゃないし。
でも、英語って上手く話せなくてもちゃんと通じます。成績が悪くても、みんな話聞いてくれるし、学歴なんて関係ない事がわかりました。
最近でなにが嬉しかったって、自分がこのプログラムのことを自慢げに短大の友達や先生に話した時、
「もっと話を聞きたいし、本当に幸せそう。ゆりあがそんなに充実してた時、わたしなにしてたんだろうな」
そう言われた時、周りのみんながやったことないようなことやり遂げて自分のやってきたことに自信が持てました。
そんな2週間を越えてきて、私はこれからも変わらない明るさと笑顔、強みを大切に1日1日を過ごそうと決めることができて、私にとって自分に自信が持てる人生の分岐点になりました。
この2週間でお世話になった皆さん改めてありがとうございました。
そしてこれからも宜しくお願いします。
最後まで読んでくれた方ありがとうございました。