理想のリーダー像の変化 | 武者修行プログラム™

理想のリーダー像の変化

  • 山上雄
  • 慶應義塾大学
  • 2016年春

本当のビジネスを体験するために

私が武者修行への参加を決意した理由は
1.ビジネスを実践できる。
2.理想とするリーダー像に近づけるから
この2点でした。
「国際的なビジネスリーダーになりたい」
そんな将来の夢を持つ私は、大学1年の夏、メキシコで現地の大学生と行うビジネスコンテストに参加した。自分達で日本の商品をメキシコに輸出し、現地で売るビジネスプランを企画し、時間をかけて様々な戦略を練った。
しかし、そのビジネスコンテストはその場での評価とフィードバックだけで幕を閉じ、ビジネスを実践する場は与えられなかった。

そのとき私は、「こんなに長い時間をかけて企画を練ったなら実際にビジネスとして実践してみたい」と思った。
そのような思いがあるときにFacebookで武者修行プログラムを知った。
自分達で考えたビジネスを実践でき、かつリーダーとして必要な能力を学べると思い、すぐさま参加を決意した。

理想の変化

ベトナム滞在中に得たものはたくさんあるが、最も大きかったものは「理想のリーダー像の変化」だ。簡単に言うと、「個人能力型リーダー」から「チームビルディング型リーダー」へと理想とするリーダー像が切り替わった。
今までの自分はチームとして結果を出すことより、個人として力を発揮することを意識していた。

チームの成功と失敗はリーダーの力量次第だ、自分はリーダーとしてチームメンバーをうまく利用すればよいと思っていた。
しかし武者修行での2週間、本気でビジネスに取り組み、様々な困難や課題にぶつかる中、個人の力の限界を知った。

プログラム当初は「個人能力型リーダー」として行動していた。
しかし練り上げた企画は結果的にうまくいかず、我々は企画を再考せざるを得なくなった。
ファシリテーターと面談し、課題は明らかになった。チーム力不足である。つまりチームビルディングが全くできていなかったのだ。
このとき私は初めて3人としてのチームを意識した。この課題を解決するために、もともとチームメンバーをあまり信頼していなかった私は、完全に意地と恥を捨てた。
具体的には、以前より助けや意見を求めることが多くなり、

辛いときは「辛い」、「助けてほしい」と言い、不安なときは「異論や改善点はないか」

と問うようになった。自分の恥ずかしい話もした。
このことを機に徐々にチームに信頼関係と各々の主体性が発揮される環境がうまれた。

それからはスムーズに企画が進み、チームビルディングの大切さを身をもって体感した。それ以来私はチームを組んでプロジェクトを進める際は決してチームビルディングを怠らないようになった。

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あなたにおすすめな理由

2週間という短期間ながら、他のプログラムでは決してできない常軌を逸した経験を最高の環境の中ですることで、圧倒的な成長ができるからである。
本当のビジネス企画したことがありますか?
自分で作った商品やサービスを外国人に売ったことがありますか?
プロのマーケターに英語でプレゼンしたことがありますか?
外国人にアンケートをとったことがありますか?
2週間で最高の仲間ができたことがありますか?

おそらく大部分の大学生の答えはNOであると思う。
一般の大学生が普段習得できない、かつ将来社会に出てからも通用する能力やマインドを手にいれることができる。また一生付き合っていくような仲間と大きなコミュニティーも手に入れることができる。
これゆえに私はこのプログラムをおすすめしたい。

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