保護者の方へ | 武者修行プログラム™

FOR PARENTS

保護者の方へ

代表メッセージ

代表取締役社長遠藤 真実
Masami Endo

大切なのは自分の人生を後悔しないように生きること
私たちが武者修行プログラム期間中に常に届けているメッセージは、成長をするためには、自ら考え、自ら選択し、自ら行動することが不可欠だということです。
自分の人生についての選択権を誰かに委ねるのではなく、自分で選択し続けることだ大事だと私は思っています。成功や失敗は重要ではありません。自己に後悔がなければ良いのです。
周りの人々からはさまざまな意見が寄せられることがあるでしょう。しかし、それらはあくまで自分が選択する際の情報に過ぎません。世の中には多様な考え方や方法が存在するということを理解し、自分自身の中でよく考えた上で、自らどうするべきかを決断することが重要です。
他人の言葉に流されて行動し、上手くいかなかった際に「XXさんのせいだから」と言い訳することは何の意味もありません。むしろ、自らの選択によって結果が生まれた場合には、振り返って学ぶことができるのです。
自らの人生を大切に捉え、振り返りながら学びを得て生きていくことで、最終的に後悔のない人生を築くことができると信じています。
自分自身が主役であるこの人生を存分に輝かせていただきたいと思っています。

メーカー・外資系専門商社・大手コンサルティング会社勤務を経て、40歳でサラリーマンを卒業。世界遺産探検家として夫と共に海外放浪の旅へ。
ベトナム ホイアンで武者修行プログラム創始者 故山口和也と意気投合し、武者修行プログラムのファシリテーターとして活躍。2020年8月、株式会社旅武者 代表取締役就任。

  • 専門分野

    業務コンサルティング、若手ビジネススキル全般、ロジカルシンキング、問題解決、戦略、チームビルディング、新規事業策定、新興国ビジネス立ち上げ

  • 趣味

    登山(最高到達地点はネパールアンナプルナサーキットの5,416m)

保護者の方へ、
武者修行プログラム™
ファシリテーターよりメッセージ

親御様へ。
武者修行プログラム™にてビジネスファシリテーターを努める、中村俊之(トシ)と申します。
武者修行プログラムは、ビジネスプログラムと自己成長プログラムの両輪で成り立っております。
それぞれの観点について、お話をさせていただきたいと思います。

POINT 1 BUSINESS

ビジネス

ビジネスの本質は、「顧客のニーズを満たす・課題を解決することで顧客に喜んでもらうこと」です。
金儲けが第一の本質ではありません。自分達でニーズ・課題を探り当て、そこに自分達の企画でもって解決していくことに挑まなければならず、企画を立てることが目的でもありません。これを実際に店舗が運営されているリアルビジネスの現場で、自分達の企画という"手段"でもって、実際のニーズ・課題を解決しなければならないのです。ここがこのプログラムの1つ目の最大の特徴になります。
単なる机上の企画コンペとは、次元が異なるところでのプログラムが実践されています。そして参加者は、実際に自分達が導き出した企画で目の前のお客さんのニーズを満たし喜ぶ場面に直面して、「人の役に立つ」ことの喜びを体感することになります。実はこれはビジネスを学ぶだけではなく、自分が今後どう生きていくかについて考えるきっかけに繋がっていくことに我々は気づくようになりました。

POINT 2 OUR VALUE

自走式エンジン

我々ファシリテーターは、彼らの内なる意思を導き出し、自らの判断で失敗を恐れずに行動し、失敗を含む経験からの学びを次に繋げて、また行動していくという経験学習サイクルを促します。決して指示をして行動させることはしません。なぜならこのプログラムは、今後の自分の人生を、自分で判断して行動して切り開いていけるエンジンを搭載してもらうことをもう一つの目的としているためです。
指示をして行動させることは、結局指示がないと動けない思考にしか繋がりません。我々はこの自分で判断して行動して道を切り開いていけるエンジンのことを「自走式エンジン」と呼んでいます。

POINT 3 GROWTH

ビジネスという手段を通じて
自己成長を促す

「自分に自信がないから自信をつけたい」「やり切った経験がないからやり切った経験を得たい」という動機で応募してくる参加者も多くなってきました。もちろん「ビジネスをやりにきた」「ビジネスで自分を成長させたいから参加した」という参加者もいます。しかしながら、自分の成長のために行動することでは周りの人の心は動きません。チームメンバーも、関係者も、顧客もです。多くの参加者は、その壁にぶち当たります。では何が必要かとなると、ビジネスにおける「顧客のニーズを満たす・課題を解決することで顧客に喜んでもらうこと」という本質に辿り着くのです。決して自分の成長のためではなく、この本質の課題に全力で取り組むことができたときに、本当のチームビルディングが始まります。
また企画はプログラム中に実際に販売・実行するところまでやらなければならず、その実際の成果でもって最終プレゼンに挑みます。最終プレゼンにて、オーナーがそれぞれのチームの企画ごとに採択是非の判断をします。そして①コンセプト&競合優位性、②仮説検証、③ビジネス・インパクト(効果・収益性)、④継続性、⑤自信と情熱という5つの評価項目で最も優れたチームが優勝することになります。
優勝を目指せというと、なぜ同じターム内で競争しなければならないのかという疑問を持つ参加者もいますが、これまでの経験から、優勝するのは「最も考え抜いて行動し尽くして最高の企画を作ったチーム」しか優勝してきませんでしたので、そのように伝えます。そもそもビジネスの素人である学生が現場で活動するのに、これまでの自分の思考と行動だけではリアルのビジネスのレベルには到達しないわけです。そこに、これまでの自分のレベルを超える「チームワーク」と「やり切る」という要素が必要になってくるのです。どの優勝するチームも、これまでの自分達の想像を超えるチーム力を発揮して、目の前の「顧客」「関係者」のためにやり切ったと言えています。そしてこの過程の先に、自身が成長していることに気づくのです。

POINT 4 DIVERSITY

あらゆる学生が参加しています

あるタームに、医学部6年生が、これから医者になる前にいろんな人がいるところで活動する経験と、将来自分の施設を建てたいという夢を叶えるための学びを得たくて参加してきました。大学2年生と4年生の3人チームでした。最初口数の少なかった彼は、プログラムの途中で心を動かされることが何度もあり、次第に自己開示をして、チームメンバーと協力して目の前のお店・スタッフのために全力で企画を進め、最後には優勝しました。泣いてました。他に高学歴でビジネス思考の強いメンバーが集まったチームが優勝候補と目されてどんどん企画を先に進めてましたが、そのチームは次第にチーム内でギクシャクするようになり、お店のスタッフからも強引だと思われ、結局2位となってしまいました。毎回いろんなドラマがあります。このプログラムでは年齢や学年は関係なくニックネームで呼び合いプログラム期間を過ごします。国内外のあらゆる大学・学部から参加してきます。

POINT 5 FACILITATOR

ビジネスファシリテーターと
チームビルディングファシリテーター

基本的には、ひとつのタームにメインのビジネスファシリテーター(BFT)とチームビルディングファシリテーター(TFT)の2名と、サブのファシリテーター(FT)と全体をサポートするコーディネーター(CD)の計4名がつきます。BFTは事業立ち上げ・コンサルティング会社・企業経営経験者になります。TFTはプロのコーチ・企業研修講師になります。普段は経営者向けの研修をしているようなファシリテーターを含めて、このプログラムの意義とやりがいに共鳴し、自分をさらけ出して全力で若者に向き合える尊敬すべき面々が担当します。

POINT 6 FUTURE

これからの日本を担う
人材を育てる

現在のグローバル社会と、既存の価値観だけでなく新しい価値観が生まれてきている社会において、「自分の意見で議論しながらよりよいものを目指す」「失敗を恐れずにチャレンジして、そこから学び次に進める」「自分で価値を創っていく」というハートを持つことがとても重要になってきています。教育も少しずつ変わろうとしている中で、我々のプログラムが、先んじてそういった若者を育てる一助になれたらという思いを持って取り組ませていただいております。

実際に参加された修了生の
保護者の声

自分の挑戦を自分で掴み、やりたいことをやっていく姿に変わった

ベトナムターム参加者(男子)のお母さま

参加時:2018年 大学1年生

武者修行に送り出す前

サッカー人間だった息子がサッカー以外で挑戦してみたい、さらに海外の場で、と言ったことが印象的で、驚きました。
武者修行の内容はバイト等では経験できないもので、これからの人生に役立つと思いました。 大人になる前に違う世界観を経験できるのはいいことだと思い、送り出しました。

帰ってきてから

まずは、自立できるようになったと思います。資金面においては、自分で奨学金を獲得して、お金を借りて返していく覚悟を持ち、実際に返していました。
また、 やりたいことをやっていく姿も見られました。今まではサッカーしか頭にありませんでしたが、自分の挑戦を自分で掴めるようになり、好きなことに向かっていっています。関わる人も変わっていったように思います。

ビジネスパーソンとして、
人として成長するきっかけに

那智勝浦ターム参加者(男子)のお父様

参加時:2021年 大学1年生

武者修行に送り出す前

武者修行でなくても、大学の授業でも同様の経験が積めるのではないかと思っていました。しかし、我が家は条件が許せば息子のチャレンジを止めません。息子には武者修行参加にあたって、勢いも熟考も素直な気持ちも大事に自分で決めるように伝え、反対はしませんでした。

帰ってきてから

「成果を出す姿勢」と「自分で考え怠けず行動する力」が感じられましたし、パワーアップしたように感じます。もちろん、武者修行以外でも同様の経験を積んでいる人はいます。しかし、武者修行は息子がビジネスパ―ソンとして、人として成長するきっかけになったと思っています。武者修行が掲げている自走式エンジンも身につきつつあるようなので、日々精進してもらいたいと思います。

武者修行の経験を土台に
良いスパイラルを

ベトナムターム参加者(男子)のお父様

参加時:2020年 大学2年生

武者修行に送り出す前

元々、大学に進学したら新しいことに何でもチャレンジしてほしいと思っていました。それも親の方針とかではなくて自分で見つけてほしいと。親の役割としては、わかる範囲での情報提供、安全確認、そして(ある程度の)資金援助だと考えていました。
最初に本人から「海外でインターンしたいけど、何か知ってる?」と相談がありました。私は高校教員 をしているのですが、大学進学後にベトナムでインターンをした卒業生の話を聞いていたので、 その卒業生と息子を繋げました。その後、自分も参加してみたいと言うので、旅武者の概要をHPで確認した上で、OKを出しました。費用がかかるのも確認しましたが、必要な教育費と判断しました。

帰ってきてから

人のネットワークが明らかに広がったと感じました。業務上のやり取りの必要上、関わりが増えるのは 当然なのかもしれませんが、交流の幅が広がりました。
そして、自分とは異なる価値や文化背景を持つ人 と関わることで、互いが互いを磨き合って高め合い、さらに周囲をどんどん巻き込んでいくという、良いスパイラルが進んでいるように思われます。その後、 友人と起業したり、高校生に関わる教育プログラムに参加したりしている様子を見ると、旅武者での経験が大きな土台になっていると考えます。

とにかく行動を起こすようになった

鹿屋ターム参加者(女子)
のお母さま

参加時:2022年 大学2年生

武者修行に送り出す前

2月に娘から「春休み武者修行プログラムっていうやつ行こうと思ってるんだけど」と聞きました。周りのママ友の中には「ちゃんとしてるプログラムなの?」「お金かかるんでしょ?」と言う方もいましたが、ホームページに載っている大学生の体験談に生の声がたくさん載っていたので大丈夫だろうと思いました。それに、春休みダラダラ過ごすくらいなら、私の娘も色々挑戦してほしいと。

帰ってきてから

第一に、良い仲間に出逢うことができたんだろうなと感じました。普段あまり写真を見せることのない娘が、武者修行の写真はたくさん見せながら話をしてくれました。今でもよく話しているようです。大学内だけでなく全国に気の許せる友達ができて楽しそうだなと思います。
また、とにかく行動を起こすようになったかなとも感じます。話を聞いてみたい人がいればすぐに連絡したり、興味があるものには実際に足を運んでみたり。夏休みにはカンボジアにインターンシップに行くなど、色々挑戦しているみたいです。