参加しようと思ったきっかけ

私が武者修行に参加しようとしたきっかけはインスタグラムの広告で出会ったことです。何もせずに終わった1年生の夏休み。バイト、勉強、遊びもちろんそれぞれ楽しいけれど、なんとなく時間が長くて自分自身はずっと止まっているような楽しいけど充実感のないむずむずした２か月を過ごしました。そんな時に出会った武者修行の広告は趣味もやりたいことも何もない私にとって本当にキラキラして見えました。ここに行けば何かが変わる直感ではありますがとにかく今を少しでも変えたいそんな思いで説明会に申し込みました。

説明会では沢山自分のことを聞いてもらいました。でも、自分の気持ちや意志、何がしたいのかは正直分かりませんでした。ただ一つ言えるのはこんなにも自分に向き合ったのは初めてで、友達や家族とは話さないような深い思いを臆せず話せた２時間半は苦しくも嘘のない自分を無意識にさらけ出せたそんな時間だったと思います。

自分の本音に向き合ったことや、体験談を聞き自分が夢中になれる、本気になれる環境がここにはあるという期待もあり一歩踏み出してみました。この決断は自分にとって本当に大きな決断だったと思います。

変態したこと

変態したことは自分の好奇心に素直になることです。

まず１つは自分の本音と向き合ったことでした。

武者修行がスタートしてすぐの時、私は以前と変わらず自分の考えを持てませんでした。意見を聞くとすぐ納得してしまい、自分の思いなんて何もうかばなかった。多分、この時は自分では考えているつもりでも自分事として本気で考えていなかったと思います。このせいで話し合いでも自分の意見は出ず最初は何も貢献できていなかったと思います。

でも、３人という少ないチーム間でゼロから企画を２週間の短い期間で作り上げることは意見がないが許される状況ではありませんでした。多分自分史上一番頭を使ったと思います。その中で、自分の思いに耳を傾ける時間が増えました。また、TFTのトミーとの面談で何もない自分にコンプレックスを感じていたこと、自分自身の見たくなかった部分に向き合いました。この面談が自分の思いやチームに全力でぶつかることができたきっかけになりました。絶対に泣かないと思って参加した武者修行で自分の逃げていた部分に向き合い初めて涙を流した瞬間でした。

２つ目は挑戦したことです。私のチームは前半チーム内で議論することが多く外に出ずに企画を進めようとしていました。この時点でもう企画が進まないことは目に見えていますが初めての土地、行動力とはかけ離れた自分にとってアンケートを取るだけでも正直めちゃくちゃ怖かった。多分、まだしっかり考えられていないとか理由をつけて外に出ることから逃げていたと思います。そんな時、BFTのえびちゃんから外に出ろと叱られました。正確な言葉ははっきりと覚えていませんがこの瞬間から止まっていた企画が大きく動きました。

初めて一人でアポを取り、沢山の人に会いに行きました。沢山の人と出会い、学びや暖かさに触れました。よく心配事の９割は起こらないなんていうけど本当にその通りで、不安のハードルを超えた先には新しい出会いや価値観、学び、経験、きらきらしたものが待っていることを体感しました。

自走式エンジンを詰んだ今

武者修行の前後では自分のコミュニティーが大きく広がりました。他大学、地域、インターンなど自分のワクワクするものに挑戦できるようになったことが一番大きいと思っています。議員さんや作家さん、他大学の方、武者修行に参加していなければ絶対に出会うことのなかった人たちと出会い、日々学びを得ています。大学生活の中でこんなにも沢山の出会いが待っているなんて思ってもみませんでした。

その中で自分の将来やりたいこと、楽しいこと、好きなこと、価値観など何もなかった自分がどんどん形作られて行くことにも驚いています。

なにより将来に対して抱えていた漠然とした不安がキラキラ、わくわくに変わった事が自分の中では大きいです。夏休みを前に挑戦したいことや学びたいこと、始めたいことが沢山溢れています。

武者修行を通して出会ったみんなにも日々刺激や学びをもらっています。こんなに仲間という言葉の似合う人たちはこの組織以外にいないんじゃないかと思うくらい熱い仲間です。

自分の視野や、景色、考え方を大きく変えてくれた２週間。FTやタームメイト、サポーターには感謝してもしきれないほどです。

武者修行を検討してる人に一言！

一つ断言できるのは私は２週間で人生が変わったよってことです。

新しいことに挑戦するのってめちゃくちゃ怖いです。でも、自分の知らない世界って見る前の不安は忘れるくらい見た後の変化や学びがすごく大きいです。だから、少しでも何か感じるのならぜひ説明会に申し込んでみてください。