新卒で外資ITに入社。その後、スタートアップ転職を経験したプログラム修了生へのインタビュー | 武者修行プログラム™

新卒で外資ITに入社。その後、スタートアップ転職を経験したプログラム修了生へのインタビュー

  • 沼幹太
  • 17年末2ターム

武者修行プログラムの修了生で社会人として活躍している人に焦点を当ててインタビューをしていくシリーズ。

 

第1回目は、17年末2ターム参加の沼幹太さんにご協力いただきました。

 

沼さんは、同志社大学1年生の頃に武者修行に参加されています。

プログラム参加後は、複数社でのインターンや一般社団法人の立ち上げなど様々な挑戦をされており、就職活動においても外資系コンサルティングファームや日系大手IT企業など、複数企業から早期内定を勝ち取り、21年卒としてアマゾンウェブサービス(AWS)へ新卒入社されています。

 

社会人となった後は、アマゾンウェブサービス(AWS)でインサイドセールスをしながら副業で某有名ビジネス系メディアでライターとして活動。

社会人4年目になるタイミングでアマゾンウェブサービス(AWS)を退職し、大手企業を中心にデータ・SaaS活用を支援するスタートアップの株式会社CloudFitへ転職。

 

沼さんの株式会社CloudFitへの入社エントリはこちら

 

また、自身のキャリアを生かし同時進行で会社経営にもチャレンジしています。

 

有意義な大学生活を送りたいと考えている人、IT・マーケティングに関わるキャリアに興味がある人はぜひ参考にしてみて下さい。

武者修行プログラムに参加したきっかけを教えてください

 

武者修行と出会ったのは大学1年生の秋頃です。ちょうど1年の夏に12年間続けた野球部を退部し打ち込める新しい何かを探していたタイミングでした。

 

当時はなかなか野球に替わるエネルギーの注ぎ場所が見つからず、平然と日々が過ぎていくのに嫌気がさしていました。このままだと野球をしていた時代が人生の最高地点になって、そのあとはこういう人生を送るんだろうな・・と漠然とした焦りと半ばの諦めを抱えていました。

 

武者修行プログラムとはその時に出会いました。たまたま開いたブログで自分と変わらない大学生たちが、私が行ったこともない海外というフィールドで実際に事業を作り外国人観光客に販売している。葛藤しながらも机上の空論ではなく0から価値を作り上げて感動し抱き合っている。画面の中にいる大学生たちは当時の自分とは明らかに違う人生を歩んでいました。

 

そんなキラキラした大学生たちにコンプレックスを感じるとともに、直感的にこのプログラムに参加したら自分の学生生活は好転するのでは?と考えプログラムの説明会へ申し込みました。

 

武者修行プログラムに参加してよかった事を教えてください

自分の人生を変えるターニングポイントとなったことが参加してよかった事かなと思います。

 

実は、野球を辞めて最初の挑戦だった武者修行プログラムでとにかく結果を出したいと意気込んでいたのですが、実際プログラム中は全く思うような結果を残すことができず挫折を経験しました。

プログラム参加中は、やれることを全部やろうと率先してチームをリードしていたのですが、ビジネス面でもリーダーシップ面でも全く結果を出せなかったという経験を通して、自分に明らかに実力が無いということが理解できました。

 

その経験から、逆に残りの大学3年間はビジネス面でひたすら自分の実力をつけるための期間にしようと思い、目の前に落ちているチャンスは逃さず拾うスタンスで様々なことに挑戦してきました。

 

具体的には、ITベンチャーなどでの長期インターンや、仲間とともに一般社団法人を設立し大学生向けの地方創生プログラムを設立したりしました。

 

努力の甲斐あって自分に実力がつき、就職活動では憧れていた外資系企業を含む複数社から早期内定をもらうなど、大学1年の秋に野球をやめた時からは想像もつかないような大学生活を送ることができました。

 

直観的に参加した武者修行プログラムで悔しい経験をしたことが、自分の人生を大きく変えるようなターニングポイントだったと思います。

社会人になって武者修行プログラムの経験が生きていることについて教えてください

よく武者修行プログラムでは自走式エンジンという言葉が使われるかなと思います。

僕個人としては、自分で自ら考えて自分で正解を見つけ出すというのが自走式エンジンだと思っているのですが、このスタンスは社会人になってもかなり自分を助けてくれていると感じます。

 

武者修行プログラム期間中のように、成果を出すために小さくてもいいから実践してみる、高速にPDCAを回す、仲間と足りない能力を補い合うなどは今も意識しています。

 

また、実際にビジネスの企画を0→1で立ち上げるという経験も今にとても生きています。ビジネスの本質を考え目の前の顧客にとっての価値を作りだす力や、チームをどう動かすとうまくいくかといった経験は、泥臭く試行錯誤した人のみが得られる学びだと思います。

 

特に社会人になり企業に所属すると、既に価値のあるサービスが出来上がっているので、正解を探しやすくなり自分の頭で考える習慣が身につきづらいと思います。だからこそ何もない環境に放り出され成果を求められる武者修行プログラムには価値があると思います。

沼さん自身の今後のキャリアについてどのように考えているか教えてください

直近ではBtoBのSales&Marketing領域の専門家になりたいです。

社会人になってから一貫してこの領域に携わっているのですが、組織作りや組織内のルール設計、テクノロジー活用スキル、営業・マーケスキルなどかなり幅広いスキルが求められ、掘っても掘り尽くせない奥深さを感じています。

 

加えてtoCと比べてまだまだ買い手の負が多いと感じており、今後大きく顧客体験が変化する余地を感じており、どういう顧客体験を提供するのがいいのかというのをプレイヤー視点、テクノロジー視点、世の中視点で探求していきたいです。

 

とはいえ、明確に自分の方向性を決めるのが得意ではないかつ好きではないタイプなので、目の前のチャンスにチャレンジし続け、学生時代のように社会人でも自分の想像を超えた自分になっていると嬉しいです。

 

また、武者修行プログラムでベトナムでビジネス経験を積んだ経験や、外資系企業でキャリアを積んできたこともあり、将来的には海外でのビジネスにチャレンジし、日本に貢献できる人になりたいです。

今後参加を検討している人に向けてメッセージをお願いします

武者修行プログラムに関わらず、やりたいこと全部やるくらいのスタンスで大学生活に励んでほしいです。

 

何事にもチャレンジしてみることで視野が広くなったり、自分の可能性を広げるようなチャンスにつながると思います。

 

留学やサークル、他プログラムなど色々な成長機会があると思いますが、その中でも武者修行プログラムは最高の挑戦機会です。

 

前述したような人生の糧になるような挫折/成功経験を積むことができますし、他にも人生のロールモデルになるカッコいい大人に出会えたり、視座の高い全国の仲間と繋がり刺激を受け続けたり、これ以上のない機会だと思います。

 

社会人になってももちろん得た経験や繋がりは生き続けますし、費用は多少かかりますが、それを踏まえても非常にリターンが大きい投資だと思うので、多くの大学生に挑戦してみて欲しいです。

 

迷っている方はぜひ説明会へ行ってみてください。