武者修行に参加しようとおもったきっかけ

僕が武者修行に参加したのは大学での挫折経験がきっかけです。２年生の時に第一志望のゼミに入ることが出来ず、自分の将来に不安を持つようになりました。このまま何も挑戦しないまま、何も成し遂げないまま大学生活を終えて社会で生きていくのか…。そう考えたときにいてもたってもいられなくなって自分が挑戦できる場、成長できる場を探していたとき、偶然武者修行を知りました。「変態」というワードに強く惹かれ、短期間でビジネスを作り上げる経験を通して自分のやりたいことを形に出来る場だと感じました。武者修行でなら自分が成長できるという直感から参加を決意しました。

変態したこと

自分の可能性を信じることの大切さを学びました。武者修行中、特に重要な最終プレゼンのときに、ファシリテーターの方の言葉をきっかけに気づくことができました。私達のチームがこれまでの自分たちの頑張りを全て否定するような発言をしてしまった際に、ファシリテーターの方から「買ってくれて喜ぶ人がいる良い企画なのに、何で自分たちで企画を残し続けようと思わなかったん？何で自分たちの企画を信じ切れなかった？」と言葉をもらったのです。自分の可能性や力を信じ切ることが出来ず、限界を決めつけていたのです。今までを振り返ると、どんなことに対しても「出来ない、自分じゃ無理だ」と考えてしまうネガティブな性格から、やる前に諦めてしまうことが人生の中で多かった気がします。しかし、武者修行を通して、お客さんに求められる企画を作り上げ、自分にも出来ることがあるのにもかかわらず、自分で自分の限界を決めつけていたことにも気づきました。自分の可能性を信じ切ることがどれほど難しいかを知るのと同時に、信じることが自分の成長に大きく繋がるのだと身にしみて感じることが出来ました。

自走式エンジンを積んだ今

武者修行は自分の中でプログラムの「後」に活きる学びを得ることが出来たと感じています。何事に対しても「どうすれば出来るようになるか」を考えることが出来るようになり、深く考えて悩む前に行動できるようになりました。また現在は就職活動をしながら、営業の長期インターン、中小企業診断士資格取得のための勉強にも取り組んでいます。武者修行で見つけた「自分の力で人や組織の成長を後押ししたい」という価値観を将来の仕事にも活かしていきたいと思っています。武者修行で身につけた「自分の可能性を信じる」という自走式エンジンのおかげで、毎日がとても充実したものになっています。

武者修行を検討中の人に一言

今、自分の将来に対して不安に思っている人、挫折経験をして立ち直れない人。今の自分が嫌だな、変えたいなって思っている人。自分を見つめ直し、本当の意味で自分の可能性を信じられる場所が武者修行だと僕は思っています。一歩踏み出すことは怖いかもしれないけど、その一歩を踏み出してからこそ見える景色や価値観があると思うし、その一歩を踏み出して僕は自分を信じることの大切さを感じることができました。自分だけじゃなくて、一人でも多くの人に自分の可能性を信じることが出来る人になって欲しい！と心から思っています。自分の可能性を信じる第一歩を武者修行で踏み出してみませんか？？

地方創生について

僕は大分県別府にて、「共同温泉に若者を取り込む次世代型温泉カルチャーを作る」というミッションのもと、自分と同世代の人達が温泉に来たいと思える企画を作りあげました。「地域の人々の想いをどれだけ拾うか、企画として形にするか」が本当に難しいと感じたのと同時に、これを考え、行動することこそが本当の意味での地方創生なんだと身をもって体感出来ました。別府市の市長、商店街の組合長、温泉の経営者の方々からお話を聞くだけでなく、温泉の利用者の方々からもお話を聞かせていただき、別府温泉の魅力を感じるだけでなく色んな人に知って欲しいと強く思いました。朝５時から銭湯で温泉のぬし（一番利用歴が長い方）の話を聞かせてもらった事はとても良い思い出です（笑）。温泉が本当に大好きな人達の声に触れたことで、地域の人々が昔から感じている温泉の魅力をどうやって同世代の人に伝えるかが企画を作る上での重要ポイントだと感じました。僕達の考えたチェキトロwalkは温泉街の昔ながらの雰囲気を味わってもらう企画。この企画を考えることが出来たのは地域の人々の想いを形にしたいと本気で思えたから。想いを形にすることの素晴らしさを改めて知ることが出来ました。