僕が見つけたbeing | 武者修行プログラム™

僕が見つけたbeing

  • 曲山歩
  • 慶應義塾大学
  • 2022夏

参加しようと思ったきっかけ

大学生最初の夏休みに何かに挑戦したいと思って調べていたら武者修行プログラムを見つけました。

春学期を過ごして、忙しい学校生活を言い訳に特に何もできていない自分に焦りを感じました。

ビジネスに疎いことからも、将来への不安が募っていました。

僕自身、経済学部でも経営学部でもなかったので在学中にビジネスに触れる機会がない、

しかしビジネスの知識は社会に出てから必ず必要になると思いました。

1年生のうちなら失敗しても取り返しはつくだろうと思って説明会に申込みました。

そして説明会を受けて参加を決めました。

成長できることとやって終わりにならないことが参加の決め手でした。

また、チームで頑張ることで自分として一回り大きくなれるのでは、とも思いました。

もともと集団で何かを成し遂げることが得意でなく、1人で作業してしまうこともありました。

また今までは、自分の決断で結果が変わってしまうことを恐れていました。サッカーでは肝心なところで味方にパスして負けるという後悔をしました。また、誰かに何かをはっきりと言い切る、断言するのが凄く苦手でした。

説明会を受けた当初は過去の挫折を払拭するため、リーダーシップを得たいというのが目標でした。

実際に参加して

僕の目標は現地に行ってから変わりました。

自分に本当に足りないのは周りのために動く力だと気づき、そのために動きました。

しかし、気持ちだけ焦って気の効いたサポートはできずチームメンバーに負担をかけてしまっていました。

そこでファシリテーターと相談して決めたのが、他のチームまで視野を広げることでした

アクションが明確になってから、他のチームを観察して自分達に何が足りないか考え、逆算するために想定する時間の範囲を増やすなどしました。

これが全てうまくいった訳ではありません、うまくいかないことの方が多かったです。

しかし、ビジネスという成功するか分からないもの、責任が伴うものと向き合ったことで

自分で思い切って決断したり、意見をはっきりとした形にしたりすることが少しできました。自分の決断に誇りを感じたこともありました。

そして、自分で仕事を見つけて人のために動くという成功体験をここで掴むことができました。

プログラムの朝礼の司会をしてみたり、企画を試してもらうために自転車に乗った親子を追いかけて声をかけたり、とにかく色んなことをしました。

それだけでなく、周りの人の意見の大切さを肌で体感しました。

他のチームの人から新しい角度の意見をもらい、自分たちの企画が前に進みました。

思えばそれまで自分達のチームだけで何かを完結させようとしていました。

その時、全チームの企画を共有する提案をしてくれた人のおかげでヒントが見え、光が見えました。

常に自己完結していた自分が、他者の意見を取り入れる、力を借りることの意義を実感した瞬間でした。

武者を終えた今

今現在、僕はインターンをやっています。

色んな人と対話して知っている価値観を広げたい、そしてその人達が大切にしていることを支えられるような人間でありたいというbeingを武者で見つけ、それを実践したいと思ったからです。

また、武者修行で短期のビジネスを経験したおかげで、自分のできることが増えました。

今やっているインターンは全く経験したことのない分野でわからないことの連続ですが、あの2週間頑張っていた自分に負けたくないという思いが原動力になっています!

 また、他のチームメイト3人からもらったフィードバックは今もずっと僕の中に生きています!

武者修行を検討している人へ

1%でも興味をもった方は、ぜひその直感を信じてください!

とはいっても予定やお金を工面したり、親を説得しなければならなかったり、など色々なハードルが武者修行の前にあるでしょう。

プログラム中も想定外の連続です。チームによっては現地に行ってから企画を変えることもあります。自己変革という観点から見ても参加前とは違う目標が見つかるかもしれません。僕自身がそうでした。

この機会を大切にし、挑戦することをお勧めします。

その瞬間いいこともそうでないことも、人生で必要なことしか起きません。

ぜひ武者修行に一歩を踏み出してほしいです!