人生の宝物 | 武者修行プログラム™

人生の宝物

  • 廣田亜衣
  • 南山大学
  • 2023春

参加しようと思ったきっかけ

軽い気持ちで応募した他の長期インターンの面接で、「チームで何かをした経験は?」「何かをやり遂げた経験は?」と聞かれたときに、中学時代の生徒会活動しか思い浮かばなかったことが妙に引っかかっていました。大学生になってもサークルでは部活動に所属し男子バレー部のマネージャーをやったり、スキルを身につけようとプログラミングスクールでいくつかのコースを受講したりしましたが、これといった結果がなく、面接の場では話せませんでした。その時に、私は高校の3年間と大学生になってからの2年間で経験を更新をできていないことに焦りを感じ、経験を積んでも自分に自信には繋がっていないことに気付きました。生徒会活動をしていた時のように、もう一度仲間と共に何かひとつのことに熱中したいと思っていたところ、たまたま友達が武者修行に参加しようとしていて、このプログラムを知りました。大学の授業で学んだ地方創生を机上の空論にしたくない、今まで培ってきたスキルを活かしたい、ビジネスを実践したい、もっと今の生活に刺激が欲しいという想いもあったので、すべての機会を提供してくれそうなこのプログラムに参加しました。

 

変態したこと

武者修行に参加する前は、失敗を恐れてしまう自分を変えたいと思っていました。支えてくれるチームメイトやファシリテーターがいるし、給料を貰いながらビジネスをするわけではないから、ここなら失敗しても何とかなるから何でも挑戦してこようと思って飛び込んだ結果、今までより先に考えすぎずに行動するということができるようになりました。しかし、一番の大きく変態できたことは、予想もしていなかった“結果にこだわる”ということができるようになったことです。企画の採用と優勝、圧倒的1位にこだわり続けるチームメイトの姿勢を見て、私に1番足りなかったのは、数値や勝敗にこだわることだったと気付きました。過程を重視することも大事ですが、それは時に真っ向勝負から逃げていただけで、だから失敗を恐れることにも繋がっていたのだと思います。ここで結果をにこだわれなかったら、いつこだわるのだろう?と思ってからは、本気で採用と優勝を目指せるようになって、初めて人前で「負けたくない」と口にしました。チームメイトにも企画にも本気で向き合い、自分の持っている力を出し切った結果が優勝と条件付き採用という結果に繋がりました。

自走式エンジンを詰んだ今

今は“結果にこだわる”という環境に自分を置き続けるために、長期インターンをしています。スキルを活かす経験ももっとしたいと思い、学生主体で行う政策提言会議の実行委員の広報部長としても他大学の人と一緒に活動しています。期限までにタスクをこなしつつ、いろんな人と協働しながら、結果を追い求めるのは苦しい時もありますが、日々成長できている気がします。自走式エンジンを強化するために学び続け、実践し続けたいと思っています!

武者修行を検討してる人に一言!

武者修行での2週間は、不甲斐ない・帰りたいと思ったこともありましたが、企画が形になっていくこと、自分もタームメイトも変わっていくことにずっとワクワクしていました。武者修行を終えてもそれぞれの場所で挑戦を続けるタームメイトには刺激をもらっていて、再会した時には私も成長していたいと思って頑張れています。武者修行での経験や出会いは、苦しいことも楽しいことも含めて宝物です。

私は、大学生には「やれるか、やれないか」ではなく「やるか、やらないか」で選択できる自由があると思っています。武者修行プログラムは、自分の意志の弱さで「やれない」と諦めてしまっていた人が「やる」と決めたことを支援するプログラムです。「やる」の選択をし続けている人にとっては、更なる成長の機会を与えてくれます。参加して損はありません!これを読んで参加してくれた方のこれから出会うものすべてが輝きに溢れることを願っています。