帰りたい場所。UMIKAZE。
- 小林由妃乃
- 金沢大学
- 2020夏
目には見えない魅力
武者修行2020年夏南房総タームに参加してきた。
プログラムが終了してから数日経ったけど、まだ頭の中が整理されていないくらいとても濃くて充実した2週間だった。
初めて和田浦に来て、UMIKAZEを見て、思ったことは、「いや、マジでなにもないじゃないか。」階段は危ないし、虫でまくるし、宿泊施設なのに布団はないし、、、
(私たちを受け入れるために必死で綺麗にしてくださったことにはとても感謝しています!)
インサイド/アウトサイドマーケティング班として、正直なところ初めてきた私達にとっては、他者に売り込めるUMIKAZE の魅力が見つからなかった。
だからまずは何もないUMIKAZE を魅力的にするものが必要、そう考えて出した最初の案はUMIKAZE の外壁のデザインすることだった。
チームのメンバーともぶつかることなく、なんだかんだ進んでいって、試行までしてた。
でも、どうもパッとしなかった。だって「塗った状態で最終プレゼン迎えるから、不採用もなにも塗ってしまってるし」みたいな。笑
案の定、中間プレゼンでは、UMIKAZEでしかできないことではない、けんちゃんの魅力が生かされてないと言われ、企画は振り出しに。
そっから私達のチームはアイディア出しに苦労して、1日半くらいずーーっと考えた。どうしたら何もないUMIKAZE に人は来るんだろうって。
でも、振り返ると「なんにもない」って思ってたUMIKAZEが、もはや私にとっておばあちゃん家のような安心できるところになってたことに気がついた。悩んでても、いつも優しく出迎えてくれるむとぅさんの寛大さに癒されたり、どんな人も受け入れるけんちゃんの無条件な愛が、受け入れられてるっていう自信になったり、、、
UMIKAZEって何にもないんじゃなくて、目に見えない魅力が本当にたくさんある。
UMIKAZEがどこにも負けない魅力って、人との繋がり、素晴らしい人との出会い、そこにいる人の良さ。自分達がここに来て1番それを感じた。
これを伝えたい。みんながUMIKAZE来てこんなことを思ってくれたらいいな。そんな想いから「UMIKAZE BAR」ができました。
自分の弱さ、そこからの学び
正直、この想いを最終プレゼンで伝えられなかったことは後悔してもしきれないくらい悔しい。
間に合ってなくても、それまでの自分たちに自信を持って発表すればよかったのに、「このプレゼン資料じゃどーせ無理」っていう諦めが、自分の弱さが、最後の最後に出てしまった。
でも、こういう悔しさも含めて、最高の2週間を送れたことに、関わっていただいた全ての人に対して感謝したい。得た学びはここには書ききれないほど大きいけど、みなさんとの出会いがあったからこそ、心の底からこのプログラムに参加してよかったと思いました。本当にありがとうございました。
長くなりましたが…最高の仲間と最高の笑顔でまた再開できる日を楽しみにしています。
それでは、またUMIKAZEで。