人生が変わった2週間 | 武者修行プログラム™

人生が変わった2週間

  • 齋藤凜太郎
  • 立命館アジア太平洋大学
  • 2021夏伊豆大島

参加前の自分

参加前の自分は現実世界の可能性を否定し、ネガティブな感情を抱いていました。他人の目を気にして自分を抑圧し、信頼、友情、好き、愛などは存在しないと決めつけ、憧れと今の自分を重ねて首を絞めていました。変わっている自分を鼻にかけ、みんなと違う自分が大好きでしたが、それは自分が傷つくことを防いでたからでした。自分一人ではどうしようもできないのに、他人と自分の間に1枚壁を置き、愛を求めているのに、他人を愛することが怖く、他人を信じると自分が傷つくと決めつけていました。矛盾を抱えながら足掻いてみるも、信じるものがないためうまくいかず、自分を否定する毎日を送っていました。

 

チームとしての学び

中間プレゼン後にファシリテーターからもらった「粒が小さい」という言葉が刺さりました。自分勝手に振る舞い仲間のことを考えていなかったことや、他人と違う自分を鼻にかけていたことを考えさせられました。その後のチーム面談で「自分がいなくなったほうがいい」という言い訳をして泣いた時に言われた、ファシリテーターの「やめれば?」という一言にハッとしました。「自分で学び、気づくしかない」ということを学んでからは、「チームとは?」を念頭に置いて活動したものの、理解しづらい部分が多くチームメイトを振り回しました。しかしチームメイトは見捨てずに受け入れてくれたため、次第に「チームってこんな感じかな」と分かる感覚がありました。

最終日に近づくにつれ、自分はチームに求められていると感じ、「チームらしさ」を掴むことができました。

 

個人としての学び

個人としての学びのきっかけもファシリテーターの一言です。ファシリテーターから君は「エネルギーヴァンパイア」だと言われ、納得しました。自分の世界観に他のことをしている人を引き摺り込み、その人のエネルギーと時間を使って振り回してしまうという意味です。それを自覚した後、自分本位にならないように行動した上でもう一度ファシリテーターと個人面談をしました。最初は、何を話せばいいか分からず、この面談が価値のあるものにする方法も分かりませんでしたが、ファシリテーターは僕の本音を引き出してくれました。憧れと現実の自分を重ねていた僕に「自分らしくあればいい」という言葉くださり、涙が溢れました。この言葉が一番欲しかったんだと気づきました。

 

最後に

みんなの尊敬できるところを吸収して強くなり、熱い思いを貫き、努力できる人になります。自分が成長することで周囲に”学び” ”気づき” ”元気” ”笑顔” を届け続けたいです。