失敗してもチャレンジする大事さ
- 森美沙希
- 大阪大学
- 2015年春
「失敗してもいいからやってみることで見えてくることってたくさんあるのだな」と改めて感じた2週間でした。
説明会に勘違いして参加…
就活のセミナーと勘違いして武者修行プログラムの説明会に行く。。。
説明会中に「あれ?セミナーじゃないぞヽ(^o^)丿」ってなったけど面白そうだったので行くことに(笑)
事前研修では、人間関係の築き方とかビジネスの基礎を教えてもらう。また、スカイプを通してメンバーと企画を考える。ベトナム料理を使った丼ぶりを作ることになり、「これを実際にやるのかー!」と考えただけでどきどきわくわく。
常識なんて通用しない初日(1日目)
夕方の便でベトナムに向かい、19時ぐらいにベトナムにつく。初めてメンバーと合流!
空港からホイアンまでのバスは手配されているのでそれに乗って、ホイアンまで行く。「交通ルール」というものが存在しないことに驚く。日本の常識は通用しない(^ω^)
キックオフ(2日目)
自己紹介などを通してみんなのことを知る。本当にいろんな大学、学年の人が来ていて「みんなのこと知りたいなぁ」って思ってどきどきわくわく。
この日は、ビジネスに関する研修を受けたり、性格診断テストみたいなものを受ける。夕食では運営しているレストランで試食会も兼ねた懇親会が開催される。初めてベトナムのビールを飲んで幸せな気持ちになる。もちろん、ご飯もおいしい!
企画を練りに練る(3日目)
本当にこの企画でいいのか再考する。ひたすら「丼ぶり」の価値について考える。こんなに頭の中が「丼ぶり」でいっぱいだった1日はなかったと思う(笑)
チームのメンバーと議論し、丼ぶりを作ることに決定!早速、のせる具材を考えるために周辺の店を回って店員にインタビューをする。具材の候補ができたら、どの具材が好きか道行く外国人にアンケート!美男美女が多すぎて話しかけるのにも一苦労。まぶしかった…。
外国人を相手にアンケート(4日目)
アンケートの取り方について和也さんに教えてもらう。聞いた人数も足りてないし、聞き方もよくなかったことがわかり、もう一度やり直すことに。時間もなかったので、ホイアンの街を駆け巡りつつひたすら外国人に声をかけていました。
アンケートをとるだけで1日が終了ヽ(^o^)丿当初予定していたスケジュールから大幅に遅れているので焦る。
試作品作成にトライ(5日目)
アンケートの結果からのせる具材を決定し、丼ぶりの試作品づくりをする。ベトナム人コックと一緒に初めてマーケットに!にぎやかでお祭り状態のマーケットに驚く。試作品をコックと作ってみたところ、意外とおいしくて「いけるじゃん!」となる。
イケイケな状態でオフへ(6日目)
今までの流れについて和也さんをはじめとする講師の方に報告する。企画に関しては特に困っていることがなさそうなのでどんどん進めていくことに!チームの状態もみんなの気持ちが前向きな状態だったので良好(^◇^)
ビーチに行ってオフを満喫(7日目)
初めての終日休み。この日は、ホイアンの近くにあるビーチへ。
企画のことを考えずに海でまったりしてかなり気分転換になる。みんなといろいろお話しできたのも楽しかった!次の日が中間プレゼン(英語で)だったので夜は必死に資料作り(p_-)「徹夜は絶対しない」という目標の下、みんなで必死にパワポを作ったり練習したり…。夜の12時にはちゃんと寝れました!みんな頼りになる!
中間報告(8日目)
ベトナム人のマーケターに対して英語で中間プレゼン。(ちなみに、彼は英語とベトナム語と日本語が喋れます。)
口から胃が出そうなぐらい緊張する。
彼から、自分たちにはなかった視点でアドバイスをいただき「さすが元サムスンで働いていただけあるなー」と思う。しかも、とても優しい。「君、かしこいね!」と言ってほめて伸ばしてくれてにやにやする。
試食会を開いてみたお(9日)
味や見た目に関して調整を行い、試食会の準備を行う。どうやったら試食をしてくれるかということに苦労する。店の前で「試食会やってますー!」って叫んでみたら、地元のベトナム人が群がってきて焦る( ;∀;)
なんとか、味についてのアンケートを取り終える。ちゃんと口にあっていたようで安心!
ついに不満が爆発…(10日目)
順調に企画が進んでいると思っていたものの、ここから歯車が狂い始める。中間プレゼンでいただいたアドバイスをもとに「小さい丼ぶりを3つ作ってお得なセットを作ろう」ということになるが、時間がないためやるかどうかでもめる。
また、メンバーの性格の不一致、不満がここにきて爆発する( ;∀;)
いったん、企画をすすめることをやめて話し合いの場を設けてお互いの不満を聞く。私以外のメンバー2人がお互いに不満を持っていたので、私は板挟み状態となり苦しくなる。とりあえず聞き役に徹してお互いが考えていることを引き出すことに腐心する。チームの状態を改善することに必死になる( ;∀;)大変でした。
仲直り(11日目)
お互いの不満を言い合って、改善するための案をだした結果少しだけチームの状態が改善する。企画も、「小さい丼ぶりに価値があるんじゃなくていろいろ食べられることに価値がある」ということに気づき「選べるセットメニュー」を考案する。
チームの状態がいいと企画もさくさく進んで楽しかった(^ω^)
半日休みを利用して遺跡探検(12日目)
この日は、半日休みだったので午前中はミーソン遺跡ツアーへ。ユーモアたっぷりのガイドさんに爆笑したり失笑したりする(笑)午後からは販売に向けてメニュー作りを行い、実際に販売してみる。また、「もっと工夫できないか」と考えた結果、器を豪華なものにすることする。
ベトナムでは、よくぼったくられるので「50円ぐらいで買ってきてね(^◇^)」っていう無理なおつかいをメンバーにさせる。かなり交渉し、安く買ってきてくれて感動する!
最終日(13日目)
最終販売日。この日は販売することに注力する。昼はお客さんも少ないせいかあまり売れず焦る。しかし、夕方以降にかなりのお客さんが来店し、たくさん丼ぶりを注文してくれて本当にうれしかった!接客でへとへとになるものの、達成感を感じる。最終的にはプログラム期間中に24個のビーフ丼を販売!
そして最終プレゼン。ここで今までやってきたことを日本語で発表し、企画を今後も継続させるかなどを吟味してもらう。再び、口から胃がでてきそうなぐらい緊張する。なんとかプレゼンを終えて、結果発表の時間に…。
私たちの企画は継続させることになり、また全体の中で最も優れていたという結果を残す!!言葉にならない嬉しさがこみ上げてくる。
疲れと満足感で眠りにつく(14日目)
プログラムも終わり、飛行機の時間までホイアンを楽しむ。初めてスパに行き、マッサージを格安で受ける。プログラムの疲れとベトナムのおばちゃんのマッサージスキルにやられ、マッサージ中は爆睡する。
「プログラム中にも行くべきだった」というほんの少しの後悔を胸にベトナムを旅立つ。
まとめ
普段、失敗することに対してかなりマイナスなイメージを持っている人が多いのではないでしょうか?このプログラムでは失敗することが許されています(むしろ推奨している)。ここでいっぱい失敗してたくさんの学びを得てもらえたら嬉しいです!