変わろうとする自分とそれを応援してくれる仲間との出会い | 武者修行プログラム™

変わろうとする自分とそれを応援してくれる仲間との出会い

  • 堀川彩花
  • 慶應義塾大学
  • 2021夏

プログラムに参加して

私は2021年夏の伊豆大島タームに大学2年生の時に参加しました。私が武者修行への参加を決めた理由は周りからの評価が気になって自分の思っていることを言えない自分を変えたいというのと何かに本気で打ち込む経験が欲しかったからです。PVやサポーターの人から話を聞いて本気で何かに取り組めるのはここしかないと思い、参加を決意しました。また、コロナウイルスの影響で大学に入学してからオンラインでしか大学生活を送ったことのなかった私にとって対面で行う武者修行はとても魅力的でした。正直に言うと、二週間はとても過酷で何度も帰りたいと思いました。辛かった理由は睡眠がとれないほど毎日本気で取り組んでいたことと、チームビルディングがなかなかうまくいかなかったからです。睡眠時間がなくて、トイレの個室で何度も倒れそうになったり、チームメンバーの関係性がうまくいかずストレスでご飯がを食べることができなくなったりと、「本当につらかった」です(笑)。しかし、それを一緒に乗り越えた仲間の存在や過酷な経験を乗り越えられたことは自分の自信につながっています。

得られた学び

私が武者修行で学んだことはたくさんありますが、特に印象的だったことが二つあります。

一つ目は、周囲からの評価や目線を気にして、自己表現できなかった自分を変えることができたことです。この点に関してはこんなにも変われると思っていませんでした。タームのメンバーからも私の変化と成長をとても認めてもらえたことがとても嬉しかったです。一対一でも対大勢でも言いたいことがあったらしっかり発言できるようになりました。「恥ずかしいから意見を言わないっていうのは、自分が意見を言えなくてもどかしく感じるだけじゃなくて、相手の学びの機会も奪ってしまうことになるからちゃんと話した方が良いよ。自分が相手と本気で向き合っていたり、真剣に考えて発言したら相手も向き合ってくれるから」とFTに言われたことが印象に残っています。武者修行の場ではどんな時もしっかり自分の思いを伝えていくことを意識しました。プログラムに参加している人たちはそんな変わろうとしている私を応援してくれて、全員が変わろうとしている私に声をかけてくれたりアドバイスをしてくれたりしました。

 二つ目は本気でぶつかってくれる、寄り添ってくれる仲間の存在は自分の人生における財産になるということです。私のチームは4人構成でしたが、チームビルディングにとても時間がかかりました。人と本気でぶつかる経験がない私にとってとても新鮮な経験でした。でも本気で自分と向き合ってくれる仲間の存在はどんな過酷な状況でも自分を支えてくれる、刺激を受ける存在でした。武者修行に参加する学生は大学1年生から大学院生まで様々で、出身地域もそれぞれです。多種多様なバックグラウンドを持つ人たちの集まりだからこそ、新しい考え方や価値観と触れ合うことができました。武者修行が終わってからもタームのメンバーと定期的にzoomでやり取りをして、深い話もたわいもない話も沢山しています。深い話から日常のたわいもない話も何でもできる仲間との出会いは本当に人生の財産です。

 

参加を迷っている方へ

結論、私は武者修行に参加して心からよかったと思っています。そしてこのような人生を変えるきっかけの一つになり得るこのプログラムにはたくさんの人に参加してほしいと思っています。とはいうものの、私は説明会を聞いてすぐに参加を決めたわけではありませんでした。説明会の中で、参加するかどうか何回か聞かれましたが、一歩を踏み出すことが怖かった私は何かしらの理由をつけて、「まだ今は…」と言い続けていました。そんな私の背中をサポーターが強く押してくれて、とりあえず申し込む形に至ったのが私のスタートです。あの時、強く背中を押してくれたサポーターには今でもとても感謝していて、プログラム最終日にはあふれる感謝の思いを一番に連絡しました。一歩を踏み出すことが怖い人、参加を迷っている人はたくさんいると思います。ですが、このプログラムに参加することで、人と本気で向き合い、自分の思っていることをしっかり発言できる自分に私は変われました。そしてそんな変わろうとしている自分を心から応援してくれる仲間やファシリテーターとの出会いもありました。普通に生きていたら得ることの出来ない体験ばかりです。武者修行は費用の対価以上に得られるものが多いです。私のこの体験談でこの思いが伝わったか分かりませんが、皆さんにぜひ参加してほしい、心からお勧めするプログラムです。これを読んでいる皆さん、武者修行に参加して人生を変えるきっかけを作りましょう!