ビジネスを通して、生き方、人生において大切なことを教わった
- 多和碧葉
- 立命館大学
- 2020夏 那智勝浦ターム
「なぜ」を問い続ける
「なぜ」この言葉がこんなに考え方を広げてくれるものだとは思わなかった。
なぜこの人はこう言っているのだろう
なぜこの物は売れているのだろう
以前から考えていたつもりだったがいざ言語化しようと思うとでてこない。つまり今まで深く考えてなかった。武者修行ではすべてのものに言語化できるまでチームのみんなと一緒に考えた。1人で言語化するのも難しいものをチームで認識を統一にするのには膨大な時間がかかった。
その中で何度もぶつかり、更に毎日3,4時間睡眠の頭が回らない状態で回さなければならない状況。
心も体もいっぱいいっぱいになって涙が止まらない日もあった。
別にたいした理由もないはずなのに、涙が出てきてしまう。そんな時にタームの子から「ちょっと疲れちゃったんだね〜」と、さらっと声をかけてもらった時に「あ、疲れてたんだ。だからいつもより複雑に考えてるんだ」と気づきとても心が楽になった。
人は人に支えられ生きている
この武者修行では”人は人に支えられ生きている”ということを強く実感した。
人に教えられ人は成長していく。
それは那智勝浦の人々の温かさがあったからこそ気づけたことだと思う。信頼関係を築くほど私達にいろいろなことを教えてくれて、時には厳しさも教えてくれた。人に対して愛が溢れているからこそ真剣に私達学生と向き合ってくれたのだと思う。そのような場所を提供してくれた武者修行にはとても感謝したい。
前向きな悔しさ
結果としては不採用で、ただ悔しいが、こんな前向きな悔しいは今まで感じたことがない。この反省を活かせば次に絶対活かせるから早く反省をしたいと思ったほどだった。帰ってから父に「ビジネスに惜しいはない」と言われ、経験者だからこそ言えることだなと思った。次はこの反省を活かして絶対に何らかの形でリベンジしたい。これからはリベンジの仕方を考えよう。
ビジネスを経験することを目的として参加したのにビジネスを通してこれからの生き方、人生において大切なことをここまで教えてもらえるとは思っていなかった。
チーム、タームのみんな、FT、CD、那智勝浦で私達と関わってくれた方々、両親すべての人にありがとうございました