【海外】当社のリスク対応およびサポート体制について(海外ビジネス武者修行プログラム)
当社、株式会社旅武者が主催する『海外ビジネス武者修行プログラム』は、ベトナムおよびフィリピンにて開催する、15日間の海外ビジネス研修プログラムです。
当社では、すべての参加者の方に、より安全に、より多くの学びを持ち帰っていただくため、想定されるリスクに対し最大限の対策を実施しております。
■ 当社のリスク対応およびサポート体制の特徴
日本人学生向けの海外インターンシップ斡旋(他社への送り出し)を行っている会社は多くありますが、斡旋の場合、渡航後のサポートは遠隔地になるため、難しくなってしまうという側面があります。
それに対し、当社は斡旋ではなく ”直接受入(当社主体での海外研修)”を行っております。プログラム運営スタッフ複数人が現地に同行し、毎日の研修や日々のサポートを行うため、手厚いサポートが可能という点が、大きく異なっています。
■ 当社のリスク対応およびサポート体制
各項目を押すと詳細説明に移動します。
1.24時間・365日体制の海外危機管理サポート(EAJとの提携)
2.海外医療保険利用・英語利用・24時間受入可能なかかりつけ病院の用意
4.運営側リスクマネジメント講習会(救命講習・過去アクシデント共有)の実施
9.外務省 海外安全情報更新サービス「たびレジ」・「海外安全ホームページ」の活用
■ 上記の詳細説明
1.24時間・365日体制の海外危機管理サポート(EAJとの提携)
海外での病気や怪我など、予測できない緊急事態に備え、旅武者からすべての参加者様に、24時間・365日体制の「海外危機管理サービス」をご提供します。
海外危機管理サービスは、国内有数の経験と実績を持つ危機管理会社である日本エマージェンシーアシスタンス株式会社(EAJ)より提供しております。同社では、現地滞在中の電話相談、緊急時における緊急移送手配等さまざまなサポートが用意されています。
サポート例
・24時間365日緊急連絡受付日本語コールセンター設置
・医師や病院の紹介(日本人に適した医療機関の紹介)
・電話通訳(受診時等、日本人コーディネーターが電話を介して通訳サポート)
・24時間医療相談サービス(日本人の身体をよく知る日本人医師によるセカンドオピニオンの提供)
・海外旅行保険利用時の代位請求(治療費の立替・保険会社への請求)
・治療状況の把握、緊急患者移送/緊急患者帰国移送手配、遺体処理手配
費用
海外危機管理サービスの料金は、株式会社旅武者の100%負担とし、参加者には料金負担はありません。
ただし参加者のご要望に基づき専門サービスを手配し、海外旅行保険に保険請求できない場合は有料となる場合があります。
● 日本エマージェンシーアシスタンス
「海外医療アシスタンス:スタッフを海外派遣している法人・団体向けの医療支援(包括契約)」
https://emergency.co.jp/service/remedy/comprehensiveassist/
2.海外医療保険利用・英語利用・24時間受入可能なかかりつけ病院の用意
当社では、海外危機管理サービス(EAJ ※前述)の協力ならびに当社での利用実績から、かかりつけとなる近隣の病院をリストアップしております。もし病院に行くことになった場合でも、参加者が一人で行くのではなく、ターム専属のスタッフが同行します。
● ベトナム・ホイアンターム例)
こちらの病院では、病気・怪我の治療の他、血液検査・レントゲンも可能です。
病院:Pacific Hospital(ベトナム語名:Bệnh viện Thái Bình Dương)
住所:6 Phan Đình Phùng, Phường Minh An, tp. Hội An, Quảng Nam, ベトナム
また、もし上記病院では対応できないほど大きな病気・怪我の場合、ダナン(空港があるベトナム第3の都市)にある大きな国際総合病院を案内することも可能です。ベトナム中部地方の高度医療を担う中核病院であるこちらの病院では、先進国同様レベルの高い医療サービスを受けることが可能で、希望すれば日本語での受診も可能です。
病院:Vinmec Danang International Hospital
住所:Ngã 3 Nguyễn Hữu Thọ giao với đường 30/4, Quận Hải Châu, TP Đà Nẵng
さらに、近隣病院では対応できないような緊急事態には、海外危機管理サービス(EAJ ※前述)のサポートを受け、他国への搬送・搬送先での医療も受けることができます。
以上のように、開催各地での医療受入体制をあらかじめ整備しております。
3.参加者への海外医療保険加入の義務化
すべての参加者に海外旅行保険への加入、ならびにその情報提出を義務付けています。
それにより、万が一、病気・怪我をしてしまった場合でも、参加者の治療費負担を0にする(または減らす)ことができます。
海外旅行保険利用に際しては、病院にて英語でコミュニケーションを行い、領収書・診断書等の書類をもらう必要がありますが、日本人スタッフが同行しサポートするため、ご安心いただけます。
4.運営側リスクマネジメント講習会(救命講習・過去アクシデント共有)の実施
※実際の心肺蘇生トレーニングの様子
運営スタッフ(プログラムファシリテーター・タームオーガナイザー)参加の救命講習及び、過去アクシデント共有を行っております。
もちろん、このような心肺蘇生など実施する機会が起きないように最善は尽くしておりますが、万が一の場合でも対応できるよう準備を行っております。
5.各タームに生活面をサポートするスタッフを配置
15日間の一つの期間を”ターム”と呼んでいます。
そのターム、定員30名前後に対して、ターム・オーガナイザーと呼ばれるスタッフが1名つきます。
※ターム・オーガナイザー以外にも、講師(ファシリテーター)が各ターム2,3名つくため、参加者最大30名前後に対して、運営スタッフは3,4名の体制と手厚い人員体制になっています。
ターム・オーガナイザーは、日々の体調管理サポート、病気・怪我といった体調不良時の病院同行など、主に生活面をサポートしていきます。
参加者は、ターム・オーガナイザーと毎朝・夕(朝礼・終礼)に顔を合わせ、毎朝の検温を含めた体調報告を実施。また急な体調不良時にもすぐに相談できる環境を整えています。
6.当社手配の空港~ホテル間送迎
武者修行プログラムは、開催地の最寄りにある空港に、現地集合・現地解散のプログラムとなっています。
ここで、海外でよくあるトラブルの一つ、空港から移動する際の「タクシートラブル(詐欺等)」をご不安に思う方もいらっしゃると思います。
そういった事態を防ぐために、当社では空港からホテルまでの移動に、送迎車を手配しています。
当社手配の送迎車を利用することで、参加者の方を安全に送迎できる体制を実現しています。
※実際の送迎の様子
参加者同士で、同じフライトまたは前後のフライトを利用することが多いため、バスに乗る際も複数人で乗ることが多いです。(武者修行プログラム所定移動日以外の場合を除く)
7.安全性を確認したホテルへの宿泊
当社でご案内するホテルはすべて、スタッフが実際に足を運び、安全性を確認しております。
参加者は、チームメンバー以外の同性の方とのルームシェアをお願いしておりますため、原則一人で宿泊することはありません。
また、もしホテルでトラブルが起きてしまい、参加者ご自身で対応できない場合でも、当社が一括手配を行っているホテルのため、スタッフがサポートすることが可能です。
8.参加者への現地リスクマネジメント研修の実施
研修初日「キックオフ」において、リスクマネジメント研修を実施しております。
※研修会場でのレクチャーの様子
比較的治安が良い場所での開催ではありますが、海外であることには変わりませんので、スリ・ひったくり等が発生する懸念もあります。
そのため現地では「21:00以降は一人歩き禁止」「24:00以降は外出禁止」という外出ルールを設けています。
終礼の後は、タームメンバーと食事をしたりなどの自由時間となりますが、その後ホテルに戻る際には、同じホテルのメンバー同士で帰るよう声掛けを行うなど、夜間に一人で出歩くことがないよう随時の注意喚起・配慮を行っています。
9.外務省 海外安全情報更新サービス「たびレジ」・「海外安全ホームページ」の活用
※同サイトより
● 外務省 海外安全情報更新サービス「たびレジ」
https://www.ezairyu.mofa.go.jp/tabireg/index.html
当社では、プログラム参加者・ご家族の方に外務省 海外安全情報更新サービス「たびレジ」のご登録をお勧めしています。「たびレジ」とは、外務省からの最新の安全情報を日本語で受信できる海外安全情報 無料配信サービス です。
受けられるもの:
「渡航前・渡航中の旅先の安全情報の確認」
「万一、事件・事故に巻き込まれた際の外務省からの支援」
また、当社が現地プログラム実施是非を判断する基準としております「外務省海外安全ホームページ」の更新情報も、こちらから受け取ることが可能です。
● 外務省 海外安全ホームページ
※万が一、「レベル3:渡航は止めてください。(渡航中止勧告)」以上が発令された場合、プログラム中止の判断を行います。
----------------------------
以上が、当社のリスク対応およびサポート体制です。
これからも、参加者がプログラムに集中できる環境をつくるために、安全・健康管理には最大限の配慮をしてまいります。