
お名前 | 大沼優希 さん |
所属 | 慶応義塾大学 |
参加時期 | 2017夏 |
漠然とした不安
大学三年の秋に就職先が決まり、卒業までの時間に余裕があった私は、「なにかのプログラムとか、参加してみたいなぁ」と漠然と考えていました。大学生活の大半を資格試験の勉強に充ててきた私は、そのまま社会に出ることに不安を感じていました。
もともと海外旅行が趣味で、せっかくなら海外で行っているプログラムに参加したい、と思い探していたところ、この武者修行プログラムに出会いました。
説明会に参加して、新興国ベトナムで本格的なビジネスを行えること、修了後のつながりが強そうだということに魅力を感じ、参加を決めました。
現地でのコミュニケーション
私は英語力に自信がなかったのですが、実際に現地で語学の壁にぶつかりました。「もっと英語ができれば、きちんと説明できるんだけどなぁ。。」と思う場面もありました。
しかし、その壁はそこまで深刻ではありませんでした。私たちのビジネス相手は日本語学校に通っている生徒さんたちでしたが、彼らとコミュニケーションをとるために必要なものは英語ではなかったのです。
たとえば、日本語学校の授業が終わった後、インタビューを兼ねてカフェに誘った時のこと。二人のうち一人は英語が少し話せる程度、もう一人はほとんど英語がわからない。このような状況でも、翻訳ソフトを使いながら、コミュニケーションをとりました。大切なのは、お互いが本気で相手の言いたいことをくみ取ろうとすることでした。
その後、「私たちもあなたたちの企画に協力したいから、いつでも言ってね」というメッセージをもらった時の喜びは、いつまでも忘れません。一人は帰国してからも連絡をとっています。
インターンで海外に行く意味って何?
漠然と海外に行ってみたい、と思っている人の中には、「旅行で行ってもインターンで行っても、大差ないんじゃないの?」と思う人もいるかもしれません。
必ずと言っていいほど予測不能なことが起き、その場で臨機応変な対応を求められる。お店に行くだけでも英語が必要になる。たしかに、こういった点は海外旅行でも変わりません。
けれど、予測不能なことが、ビジネスに関してだったら?
なにかあったときに困るのが、自分ではなく顧客、会社、チームのみんなだったら?
コミュニケーションをとる相手が、大切な顧客だったら?
このような経験ができるのは、海外ビジネスインターンならではだと思います。武者修行プログラムでは、必ずみなさんもこういった経験に直面することがあります。
みなさんも武者修行プログラムに参加して、海外でのビジネス経験を積みましょう!