素直に受け入れる大切さ | 武者修行プログラム™

「できる」と思っている人にこそ挑戦してもらいたい

  • 武末真依
  • 関西学院大学
  • 2019春

学生時代何かやり遂げた経験がほしかった

実は、私は大学受験に失敗しています。浪人しないために受験し、合格した大学でサークル、バイトをしてなんとなく学生時代を過ごしていました。二年生の夏を過ぎた頃、私ってこのままでいいのか?大学生の間に何か胸を張ってやり切ったと言える何かがあるのか?と思い始めました。そんなとき、たまたまSNS上で武者修行プログラムを見つけ、新商品開発を海外で行ってみたい!と思い、飛び込んでみました。

武者修行で得られたこと

武者修行プログラムではビジネスはもちろん、チームでどう動くべきか、どうあるべきかなども学べました。その中でも特に自分が強く感じたことについて伝えたいと思います。
1.「できる」の思い込みに気付く
自分が今まで「できる」と思っていたことが本当は思い込みだったことに気がつきます。例えば、私は今までコミュニケーションに苦労をしたことはあまりありませんでした。だからこそ、チーム行動は今まで様々な場面で経験してきた分、うまくやっていけると思い込んでいました。
ベトナムに来てはじめの数日間は特に苦労もなく企画が進んでいました。しかし中間日に来てうまくいかなくなりました。企画がボツになり、うまくやっていけると思っていたチームメンバーに対する信頼関係も上辺だけのものだったと気付きました。そんな時にチームビルディングファシリテーターのなおさんに何時間もかけてチームビルディングをしていただきました。そうすることでチームみんなが本音でぶつかり、涙を流してぶつかり合うことが出来ました。また、そのときに相手に変わろうとしてもらうだけでなく、自分も変わる努力をしなければならないことに気がつきました。自分は大丈夫、できる、その思い込みを捨てるのは大変でしたが、自分が変わると周りも変わろうと努力しているんだなと実感しました。
この経験があったからこそ自分の在り方、人との関わり方の難しさ、その本質を知ることが出来ました。「できる」と思っていたことがうまくいかないときに素直に受け入れる大切さも学んだので、今後に生かしていきたいと思います。
2.大切な仲間
全国各地、様々な大学から来たタームのメンバーは本当に大切な仲間になりました。二週間のビジネスインターンを共に過ごしたからこそ、本音で夢を語り合え、弱い部分を相談できるようになります。「一緒にいて楽しい」に加えて「刺激的で尊敬できる」仲間に出会えました。帰国後もタームメンバーと連絡を取りあい、日本で何をしているかを話したり将来について話したりしています。この先もずっと連絡をとりたい、何でも話せる大切な仲間です。

最後に

もし、今武者修行プログラムに参加するかどうか迷っていたら是非一歩を踏み出してほしいです。私ははじめ、親に反対されて参加を諦めていましたが自分のやりたいと思ったことをやらないと後悔すると思って何回も説得しました。挑戦することは勇気がいりますが、一度挑戦すると他の様々なことに挑戦する力も付きます。そして、この武者修行プログラムは二週間で終わりではありません。帰国後に自分がどう変わり、動き続けられるかが大切です。自分を成長させたい、変わりたいと思う方は是非、挑戦してみてください。