「英語ができない」「学歴コンプレックスがある」人も必死になれば変態できる

参加したいけどできないと思い込んでいる人も多い。実際、武者修行に参加する前の自分はそうだった。今の自分は、日本でリベンジの武者修行を行っている。

お名前 水谷元紀さん
所属 名古屋学院大学
参加時期 2017春

新規事業を体験し起業家精神を身につけたい

 私が海外ビジネス武者修行プログラムに参加しようと思ったきっかけは、起業家精神を身につけたいと思ったからだ。大学では商学部に所属しビジネスの勉強をしている。だが、大学で学ぶ授業では実践的な商売の勉強はではなかった。私は実践的な商学の勉強がしたくて商学部に入ったのに、実際にする勉強は規模が大きすぎて、マーケティングなどを学んでいても実際にやってみないとビジネスは学べないといつも感じていた。そんな折出会ったのが、海外ビジネス武者修行プログラムだ。ホームページやフェイスブックに掲載されている動画を見て、「これだ!自分がやりたかったことはこれだ!」と感じた。新興国に行ってイチから新規事業を起こすなんてことは他のプログラムにはない、このプログラムでは起業家精神が身につく、と感じて参加を決めた

チームでビジネスをする難しさ

 参加して最初にぶち当たった困難は、チームでビジネスする難しさだ。私はこのプログラムで、新商品開発を担当した。しかし、初めて会った人と、「さあ新しい商品を考えましょう」といったところで、意見が一つにまとまるわけもないのだ。中間面談の際に「このチームはまだチームとして成り立っていない」と指摘され、チームがまとまっていない原因を見つめ直した。主な原因はとにかくビジネスのことしか話さなかったところだった。朝から晩までチームメンバーで行動し、何度も何度も話し合っていたのに、チームメンバーの趣味や性格などは全く知ろうとしなかった。その時までは、チームメンバーの素顔を知ることがチームでビジネスをするうえで重要なことだと思わなかったし、そんなことを話している時間はないという状況だと思っていた。中間面談やワークショップを通して、メンバー全員が一人一人のことを理解する事によって、メンバーそれぞれの意見を尊重できるようになることを学んだ。チームメンバー全員の生い立ちや恋愛の話、将来どうなりたいのかなどの話をすることは、結果として、もう一度チームとして成り立たせることに繋がったのだ。

日本でリベンジの武者修行

 今回、この武者修行プログラムで考えた新商品の企画は残念ながら不採用。結果がすべてではないかもしれないが、本当に悔しかった。2週間必死に考えた案が、不採用という言葉によりあっけなく終わってしまうビジネスの現場の儚さ。そしてそのあとに感じた自分の無力さ。だけど、これがプロのビジネスパーソンとして求められることだし、「ビジネスの世界に出たら結果がすべて」という言葉を身に染みて痛感した。その悔しさをバネに、今は日本でリベンジの武者修行を行っている。具体的には、武者修行プログラムと同じように、コンセプトやネーミングなどを一から考え、洋菓子や焼き菓子などを販売することしている。「日本に帰ってからが本当の武者修行」ということを忘れずに、しっかりと行動していきたいと考えている。また、この武者修行プログラムを経験していなければ、今の自分はいないと思うし、今の自分は確実に「変態した」と言えるようになっていると思う。

ビジネスをするうえで重要な二つの言葉

 私は今回このプログラムに参加して印象に残った言葉が二つある。それはファシリテーターの方からの言葉で、一つ目は「現場にしかヒントはない」という言葉である。自分たちのチームは計画ばかり考えていて、なかなか実行することが出来なかった。その時、ファシリテーターの方にこの言葉をもらい、計画する時間よりも行動して現場を見る時間を増やしたことでPDCAサイクルしっかり回せるようになった今後も、この言葉を忘れずしっかり現場で学びたい。二つ目の言葉は「ネットワークとフットワークは比例する」という言葉である。今の時代インターネットを使えば何事も分かるような時代になってきた。だがこの言葉を聞いた時に、ネットワークに頼りすぎてフットワークを動かすことを疎かにしていたのだと気がついた。しかもインターネットの情報よりも実際に自分の目で見た情報の方が確かであると思うし、武者修行中もそれは痛感した。競合を探す際もネットワークに頼りすぎず、フットワークを動かすことで競合について調べることができた。以上二つの言葉が私の特に印象に残っている言葉である。この言葉はビジネス以外にも言えることであるが、ビジネスするうえでは必要不可欠なことであると思う。

武者修行プログラムでしか味わえないこと

 私は、この武者修行プログラムに参加して本当に良かったと思っている。大学では学べないビジネスを一から学ぶことができたし、起業家精神がついたと感じた。また、ビジネスだけでなく、コミュニケーションをチーム内で活発に行うことは必要不可欠なことであると思う。ビジネスが成り立つために必要なことを始めとし、本当にたくさんの学びを得ることができた。他にも海外インターンやスタディーツアーなどいろんな選択肢があると思うけれど、これほど達成感のあるプログラムは他にないだろうと思う。

全国の大学生へ

 「英語ができないから参加できない」と思っている学生、「学歴がないから参加しづらい」と思っている学生、いろんな状況で悩んでいる人がいると思いますなにかしらの理由を作り、参加したいけどできないと思い込んでいる人も多いと思います。実際、武者修行に参加する前の自分はそうでした。学歴コンプレックスもありましたし、英語も得意ではありませんでした。しかし、必死にやればコンプレックスは気にならなくなりました。やる気さえあれば誰でも変態できますさあ、皆さんで変態しましょう。

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