百聞は一見に如かず ~まさにその通りのリアルビジネス体験~ | 武者修行プログラム™

百聞は一見に如かず ~まさにその通りのリアルビジネス体験~

  • 松田美波
  • 松山大学
  • 2016夏

武者修行の説明会が愛媛で行われる

きっかけは三回生の夏休み前でした。周囲の人がインターシップを始め、私も三回生の夏に何かしらのインターンシップに参加しないと就活に響くのでは、とぼんやり思っていた時でした。たまたまFacebookを見ていた時に、武者修行の説明会が愛媛で行われるという情報を見つけました。そこでとりあえず説明会に行きました。海外で働いてみたいという夢がもともとあった私は、海外でビジネスをするという説明を聞き、体験をしてみたいというのと、単純に面白そうだなという思いで申し込みをしました。
14963707_1787057998248645_31700531_o

教科書どおりに行かないビジネス

私は人文学部に所属していて、ビジネスとは全く関わりのない学生でした。しかしながら、武者修行の事前研修でオーナーの和也さんから、たくさんビジネスの知識を教えていただき、すごく楽しそう、と単純にそう思いました。そして実際自分がそれをしにベトナムに行くのだということで、気持ちがとても高ぶっていました。しかし、発展途上国であるベトナムをあまり理解せずに作った日本での企画は、現地調査後すぐに、実現するのが難しいと感じました。そして中間発表の時に全ての企画が白紙に戻りました。「君たちはビジネスを何も理解してない。事前研修の時に全部説明した。なぜその通りにやらないの。」と和也さんに言われた言葉は今でも忘れられません。資料を読んで理解していたつもりが、本当にただの「つもり」で終わっていました。頭で理解したつもりでも、実際にやってみるとうまくいかないということは何度もありました。そのたびにチーム全員で計画を練り直したり、何度もこれは違うのではなどと話し合ったりして乗り越えていきました。まさに「百聞は一見に如かず」でした。とにかくやってみたからこそ見えてきました。頭で理解するのではなく、どれだけPDCAサイクルを回すかの重要性に気づきました。14907824_1787057961581982_143550644_o

 

都市部と地方の学生の違い

愛媛県出身で、大学も愛媛の私がとにかく痛感するのは、情報量が少ないということです。そして、個人のモチベーションも、都市部の学生と比較すると大きく違うと痛感しました。私の参加したタームでは、関東周辺の学生が多く、ほぼ全員が何かしら大学で打ち込むものを持っていて、話を聞いていると自分がだんだんと焦ってくるのに気付きました。一年生のうちから意識が高い学生も多く、三回生の私は何もやってこなかったことに対し、恥ずかしさを覚えました。しかしながら、このような仲間に出会えたことで、自分のモチベーションも高まり、またそこから都会の就活情報を収集でき、良い関係を築けています。また、今までは交通やお金の関係で、いいなと思うイベントがあっても、どうせまた都会でしかやってないからと諦めていましたが、意外とスカイプでの参加希望を伺ってみると承諾がもらえたりするので、地方でもやり方次第でまだまだやれることがたくさんあると実感できています。地方はなかなか外に出るのが難しく、都市部の学生と比べると、有利とは言えませんが、やる気さえあればその違いはなんとかできる、というのが私の考えです。

14970820_1787058001581978_1052938386_o

就活前に参加できてよかったと思う3つのポイント

一つ目は、視野が広がったことです。ビジネスやマーケティングは、今まで関わりがなかった分野でしたが、実際それをしてみたことで、もっとやってみたいと思いました。そして、今まで興味がなかった業界にも興味が出てきました。二つ目は自分の人生のゴールが定まったことです。ベトナム滞在期間中のワークやファシリテーターの方々との面談で、今まで漠然としていた自分のゴールが定まりました。これにより、手当たり次第に就活に手を出すのではなく、なりたい自分になれる会社や企業探しに、焦点を絞れるようになりました。そして三つ目は、情報量です。地方学生はとにかく情報が少ないのですが、武者修行には、武者修行修了者のコミュニティである、MAPというものが存在します。ここでは同じ目標に向かって努力を続ける仲間が、毎日有意義な情報を共有してくれます。また、そのMAPの中でもコミュニティを作っており、例えば私は地方MAPという、地方の学生同士がどのように地方を活気づけるかを話し合うコミュニティに所属しています。そこでも情報交換をしたりと、使い方次第でたくさんの情報を手に入れることができます。私はこれにとても感謝しています。

14954319_1787057968248648_738692217_o

百聞は一見に如かず

最後に、私が皆さんにお伝えしたいことはただ一つ、「百聞は一見に如かず」です。参加するかどうか迷っている方へ。どれだけ「このような有意義な学びがあった!」とたくさんの人から聞いても、実際は自分自身が体験してみないと、それを理解するのは難しいと思います。だから、まずは参加して、自分の目で見て、頭と体で体験してきてください。必ず有意義な時間になることを保証します。14970822_1787057981581980_1318025455_o