ロジックが感情より正しいとは限らない
- 三木佑太郎
- 東京大学
- 2014年夏
武者修行プログラムに参加した3つの理由
参加した理由は3つあります!
①アジアの現場の空気を学生のうちに知っておきたかった
②英語を使わざるを得ない環境に身をおいてみたかった
③他の参加予定者が愉快で「こいつらとなら最高の夏になる」と確信できた笑
世界遺産へプロモーションを実施
店舗のある通りが観光街から外れているうえにもの寂しく、観光客が通りまで来ないことが課題でした。そこで近隣のベトナム人の店舗とも自分たちで交渉し、通りの一帯の木にランタンを設置。通り全体の観光街化を目指しました。
『ロジックが感情より正しいとは限らない』僕を変えた言葉
①チームメイトとの仲がとてつもなく険悪になったこと(笑)今だから笑い話にできますが研修中は精神的にとにかくきつく、そのなかで企画の成果を出さなければいけなかったというのは苦くも生涯忘れられない思い出です。300時間のうち200時間以上はチームのことに頭を悩ませていました。
②『ロジックが感情より正しいとは限らない』チームメイトに言われたこの言葉は、参加後も胸に刺さっていてずっと考え続けている、自分にとっての向き合うべき課題です。
プログラムを通して学んだ”本質”
「上辺だけでなく本音の人間関係を築くのってこういうことで、それはビジネスを実行する上で何より大事なことだ」ということを痛感したのが最大の学びです。
参加前の自分は「ロジックが正しければビジネスはなんとかなる」と浅はかなことを考えていましたが、研修を通して人間関係にも重きをおけるようになりました。それができたのは本気で向き合ってくれたチームメイトと、それを手助けしてくれたファシリテーターの方々のおかげです。
自分の理想を貫き通す人間へ
壮大な目標を掲げたり「海外で働こう」とかかっこいいことを考えるようになったわけではありませんが、自分の信じる理想は貫き通せる人間になりたいと改めて思いました。そのための武器としてロジックも感情もどちらも大切に扱えるように成長し、綺麗事を言うだけで終わらせない自分になりたいです。
これから参加する人へ
「ビジネス研修」と銘打ってはいるものの、いわゆる「ビジネス」だけを学んだとは一切思っていません。たった2週間のことだったけれども、そこでの学びはこれからの人生の指針になるだろうし、一緒に過ごした仲間との関係はこれからもずっと続くと思っています。とにかく濃くて貴重な2週間を、ぜひ存分に楽しんでください!