仮面を脱ぎ捨て、行動する

武者修行は「行くからには全力で取り組む」ということさえ忘れなければ、いくらでも殻を破り成長することができる、最高の環境を用意してくれるプログラムだと心から思います。

お名前 京本春奈さん
所属 同志社大学
参加時期 2019春

留学後、見失ってしまった目標

私が海外ビジネス武者修行プログラムに参加しようと思った理由は二つあります。
一つ目は、二週間という制限時間がある中で何かに対して全力で取り組みたかったからです。2017〜2018年にかけて休学してアメリカに留学し、「英語力を向上させる」という目標に向けて全力で取り組みました。毎日のように課される膨大な量の課題や新しい友人との出会いなど…毎日がチャレンジの連続でしたがとても充実しており、自分が日に日に成長していることが実感できて本当に楽しかったです。しかし帰国後一時的に毎日の目標を見失ってしまいました。バイトにかなりの時間を割き、同じことの繰り返しが続く日々…「このままではいけない」「もっと成長したい!」と焦燥感にかられていた際に友人を通して武者修行の存在を知り、『自走式エンジン』というワードに惹かれて説明会への参加を決めました。
もう一つは、チームで何かを達成するという経験をしたかったからです。高校生の頃に演劇部に所属し部長を務め、文化祭での公演に向けて部員一丸となって練習を重ねました。結果的に公演は大成功を収め、部員全員で喜びを分かち合うことができました。しかし大学生になってからはそういった機会にはなかなか恵まれず、なにか物足りない気持ちでいました。そこで武者修行ではチームでの取り組みになると知り、そういったところも魅力的に感じました。

1対1のアットホームな説明会から始まった武者修行

説明会では1対1のアットホームな雰囲気の中で、プログラム内容やどういうポリシーの元で運営されているプログラムなのかについて丁寧に説明していただきました。話を聞くうちに少しの不安感はワクワク感に変わり、気づけば「行きたいです!!!」と言っている自分がいました。そしてそこから私の「武者修行」が始まりました。

「信頼度ゼロ」と言われた、素直じゃない私

事前研修でビジネスの基礎知識を叩き込んでもらい、チームメンバーと作成した企画書を携えた状態でベトナムへ出発。最初は順調な滑り出しに見えました。少しのアクシデントはあったものの企画もチームも「それなりに」うまく回っており、「毎日充実してるなあ、楽しいなあ〜」と呑気に構えていました。しかし、5日ほど経つと、どこかで歯車がズレ始めました。
それを決定づけたのは、一人のチームメンバーの発言です。彼は夕食の席で不意に私を見据えて「今俺もっちゃんに対する信頼度ゼロだもん」と言い放ちました。「意見をあまり口にしない、おとなしいメンバー」だと思っていた彼のその言葉に動揺した私は、いつものように「そっか〜それは辛いなあ〜」と笑って受け流そうとしました。しかし彼はその逃げを許さず、「もっちゃんのそういう、本音がみえないとこが怖い」「ロボットと喋ってるみたいな感じがする」と畳み掛けてきました。その場では自分の感情に素直になることができませんでしたが、彼のその言葉はずっと私の心に引っかかり、1日後にようやく私は今までずっと被っていた「いつも完璧で、明るくて笑顔のもっちゃん」の仮面を脱ぎ捨てることができました。この逃げられない環境と、真っ直ぐに向き合ってくれた仲間達がいなかったら、絶対にこの仮面を脱ぐことはできなかった。心の底から感謝しています。

迷っている状態は、なにもしていないのと同じ状態

この「変態」後は、毎日がもっと過ごしやすくなり、充実感もさらに高まりました。一番大きな変化は、相手が本音で返してくれるようになったことです。これまでは自分が相手に本音を伝えていなかったため、表面上の関係性しか築けていなかったんだということは、私にとって大きな気づきでした。そしてそれはチームの関係性の向上、ひいてはビジネス面に直結し、最終的に「企画案の採用」という大きな達成を得ることができました。
この経験を踏まえてみなさんにお伝えしたいことは、「迷っている状態は、なにもしていないのと同じ状態」だということです。迷っているだけではなにも生まれないので、ある程度考えたらまずは行動に移してみてください。間違っていたら、そこから方向転換すればいいだけです。この考え方は武者修行を通して私が身につけることができた考え方であり、武者修行は「行くからには全力で取り組む」ということさえ忘れなければ、いくらでも殻を破り成長することができる、最高の環境を用意してくれるプログラムだと心から思います。

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