1回生の私が海外インターンに参加した理由
- 濱田ひかる
- 愛知大学
- 2016春3ターム

”非現実”だらけの武者修行
現実の対義語は何だと思いますか。わたしは、「旅」だと思うんです。旅って、非現実じゃないですか。旅とは、日常とは違ったところに出かけるということだと私は考えています。旅している期間って、やはりなにかいつもとは違う、非日常。だからこそ、旅を終えるときは「現実に引き戻される」っていう言葉を良く聞くと思うんです。今回、私の旅、「武者修行」が終わったとき、その言葉通り、私は現実に引き戻されました。
1回生の私がなぜ参加したのか?
そもそも、このプログラムになぜ、1回生の私が参加したのかと疑問に思う人もいると思います。実際に、現地でも仲間によく聞かれました。
私が参加を決めたのは11月頃だったと思うのですが、ちょうどその頃、私は1回生でありながら自分が所属しているサークル、新聞会の部長に任命されました。もともと、人数の少ないサークルであったし、学園祭とかのサークルの長ではないけれども、それでも、1つの団体のリーダーであることには変わりありません。また、このサークル自体、かなり危うい状態にもあり、今の土台ができて私で3代目という節でもありました。
3代目という代は、過去を振り返ってもかなり重要な立場だと思うんです。そして、実際に3代目でどれだけ頑張れるかによって今後の行き先も決まるっていう感じが私の中にはありました。とはいうものの、所詮ただの1回生。たいした能力も、リーダーシップもなく、一体どうしたら良いんだという不安がずっと渦巻きました。
そのとき、たまたま友達のfacebookから流れてきた海外協力団体の宣伝。そして、主催が「武者修行プログラム」。一瞬、なんじゃこりゃと思いました。ベトナムで武者修行?と同時に、興味もわき上がりました。もともと、留学とかにも興味あり、春休みには海外いこうかなと思っていたこともあり、興味本位でHPにとんでみました。でも、主要な情報は隠されたまま。ちょっとこれは説明会参加しなきゃ分からないのか、不思議だなと。とりあえず、この団体を知らなきゃなと思い、武者修行も参加している国際協力団体の全体の説明会に顔を出してみることにしました。そして、その後に説明会も参加。そして、今に至ります。要は直感で動いたんですよね。笑
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観光するだけが旅じゃない
正直、観光だけで海外を旅行するというのにそこまで熱い思いを抱けなかったこともありました。
もちろん、このプログラムはビジネスを学ぶだけじゃありませんよ。私も、タームのメンバーと海やミーソン遺跡に遊びに行ったし、旧市街もたっぷりと観光しました。でも、ビジネスもやりました。
そして、現地に2週間もいるからこそ、ビジネスをするからこそ、分かってくる「旅」がそこにはありました。観光するだけが旅じゃない。現実から離れたどこかへ行き、何かをするのが「旅」なのだと。
出会いは自分を成長させる
最後に、「旅」は自分を成長させることができます。そんな旅をわたしはこれからもして行きたいと思っています。そして、旅はいろんな仲間に出会える。そんな出会いもまた自分を成長させることのできるものだとわたしは思っています。