人生の転機
- 大聖寺ひかる
- 関西学院大学
- 2023夏
参加しようと思ったきっかけ
私が参加したのは大学3年の夏。就活に対する焦りでいっぱいだった時でした。
大学に入ってから将来に対する見えない不安がうっすらありつつも、大学2年生終盤までは大好きなダンスに明け暮れていました。サークルではダンスの練習とサークル運営を両立させながらも、自分のダンスのスキルアップのために外部でもダンスを習い、そのレッスン費はバイトで稼ぐ。そんな毎日でした。
しかし、大学2年の冬の公演が終わってから、改めて自分が何もしていないことに気がつきました。
ダンスは自分なりに頑張っていましたが、”果たしてその行為が将来、会社に認められるだけの価値があるものなのか” そう考えた時に私の将来に対する不安はさらに高まりました。
そこから大好きだったダンスを全てやめ、就活に本腰を入れるようになりました。しかし、インターンのエントリーシートを提出しても本命度の高い企業ほど落ち続け、ダンスで頑張ってきたことを評価してもらえた企業は、ほんのわずかでした。
どうしたら良いかもわからず困っていたある日、ガクチカとして”ビジネス経験”が活きることを友人の話を通して知ることになり、ビジネスに関する興味関心が高まりました。
そしてその話を聞いて数日後、インスタグラムの武者修行プログラムのストーリーの広告にあった 「海外ビジネス」 この言葉をみた時に ”今の自分に足りないものを補えて、現状から脱却できるのはこれだ” と直感で感じ、参加に至るまで時間はかかりませんでした。
変態したこと
自分の根本の性格が変わりました。武者を通してかなり前向きになれたと思います。そのきっかけとして大きかった要素は2つあります。”ファシリテーターの存在” と ”タームメイトの存在” でした。
もともと、自己肯定感が低く、効果検証期間中は特にしんどかったのですが、ファシリテーターの 「負の感情を持つことは悪いことじゃないんだよ」という言葉に救われ、自分で自分を認めてあげられる自分への優しさが大切であることを知り、ビジネスファシリテーターには 「ビジネスをする上で、特に自分の中にあるパッションを大切に」という言葉を受け、その言葉が2週間私が頑張れる理由になっていました。
また、タームメイトに関しては、人前で発言することが苦手だった私に「そのままでは変態しにきた意味がない」と喝を入れてくれた仲間がいて、そこから人前で発言することを意識するようになり、最終日には自分からタームメイト全員に励ましの言葉をかけにいくくらい変態しました。そこで「ひかる本当に変わったよね」だったり、「ひかるの言葉で頑張ろうって思えたよ」と言ってもらえたことは、自信にも繋がり、それと同時に、自分にとって大きい出来事であると感じました。
説明会で「たくさんの人との出会いがひかるの人生を変えるきっかけを作ってくれると思う」と説明会担当者から伝えられて、もともと出会える人たちへの期待は高かったですが、想像以上だったと感じた瞬間でした。
自走式エンジンを詰んだ今
将来自分がしたいことが明確になりました。それは武者修行プログラムで出会えた方々のおかげというのが本当に大きいと思います。
将来自分がしたいことも不明確なまま、見えない不安に苛まれていた自分でしたが、武者修行を経て自然と ”自分が武者で出会った人の言葉で変われたからこそ、今度は私の言葉で人の人生を変えるきっかけを作りたい” と思えました。
実際に、武者修行インターン生となった動機もここにあり、何より、将来も人と関わり続けたい、人と人との繋がりを大切にし続けたいと感じ、就職先を絞ることができたのは紛れもなくこのプログラムのおかげです。
武者修行プログラムに参加していなかったら、、、ということを考えるのが少し怖くなるほど自分はこのプログラムにたくさん変えられ、そして今も支えられています。
そして何より、このプログラムが大切にしているもの、”変態”という考えに触れることができ、見える世界も変わったと感じます。2週間の私の学びが全て”変態”という言葉に集約されているからこそ、この経験を生かし続けられることが私の人生観で見た時の本当の意味での宝物だと思っています。
武者修行を検討してる人に一言!
学外のプログラムへの参加を1人で決断することが初めてであったため、とても不安でしたが、本当に参加してよかったな、と感じるプログラムでした。武者修行でのビジネスを0から作り、やり切った経験が自分の自信に繋がったのはもちろん、人との出会いが私自身を変えるという予想もしていなかったことが経験できたのは、本当に価値のあるものだなと改めて実感しています。
大袈裟に思えるかもしれませんが、思い切って一歩踏み出した先にある世界はワクワクが多いこと、そして自分が見えていた世界が一変すること、そんなものであることが伝わっていると嬉しいです。