ダサい自分からの脱却
- 永山隼
- 同志社大学
- 2023春
参加しようと思ったきっかけ
僕が武者修行プログラムに参加しようと思った理由は「おもしろそう!!!」という単純なものでした。全国の大学生が集まって二週間同じ屋根の下で生活しながら、自由にビジネスを経験できる。地方創生も学べる。ファシリテーターというよくわかんないけれど、すごい人達が自分の成長の手助けをしてくれる。これほど面白そうと思えるものはないだろうなと感じ、武者修行という環境に飛び込んでみることにしました。
変態したこと
実際に武者修行に行く前に自分の中で立てていた目標は「ファシリテーターと仲良くなること」と「チームを引っ張って優勝すること」の二点でした。漠然とこれができるようになったら変態しているといえるのではないかなと感じていました。
そんな自分に大きな転機が訪れたのが中間プレゼンを終えたあとのチーム面談の時でした。その時間で僕はもっと結果やビジネスの質にこだわりたいということやもっと自己主張していけるチームにしたいということを伝えました。それを聞いたファシリテーターは、「はやとってすごいかっこつけてるよね」と衝撃のコメントを残しました。あの瞬間は今でも鮮明に覚えてます。自分が八方美人の性格をしていることは理解していたつもりでした。しかし、それの真の意味は人に嫌われたりがっかりされるのが怖いだけの鬼ダサ人間であることに気づかされました。
みんなに自己主張してほしいと言いつつ、自分も人に遠慮してしまっていることが、ファシリテーターには見透かされていたことが、悔しい気持ちもありながらどこか嬉しかったです。
その瞬間からを自分の殻を破ることができたような気がします。自分がダサい人間だと理解できてからはとても心も身体も軽くなり、もっと人に頼れたりチームに対しても本当の意味で向き合えたりできるようになりました。その結果、チームメイトを頼りながら理想に近いチームを作り上げ、ビジネス面でも優勝、条件付き採用を達成することが出来ました。武者修行に行く前には思っていなかった「俺はダサい。」という最高の変態を届けてくれた武者修行とファシリテーターには感謝しかありません。
自走式エンジンを詰んだ今
武者修行を終えてからもダサい人間からの脱却に向けて日々奮闘しています。ダサいという価値観で自分を見つめてみると、想像以上に自分に言い訳癖や現実逃避癖があるのだとわかりました。
20年ほど生きてきた中で身についている癖なのですぐには治すことができるとは思っていませんが、少しでもかっこいい自分になれるための努力をしています。長期インターンや資格の勉強、バイト、大学の授業など毎日逃げたい気持ちでいっぱいですが、それでも自分のことをもっと好きでいれるためにも歩みを止めず、挑戦を続けています。
武者修行を検討してる人に一言!
まずは僕の体験談を読んでくれてありがとうございます!
今まで普通に大学生活を送っていた自分がこのプログラムに参加することは人生のなかで大きな転機でした。自分がどんな人間だったか知れたこと、挑戦し続けるマインドを得れたこと、負けたくないと思える16人のタームメイトに出会えたこと、全てが貴重なことです。
大学生なんてみんな未熟で弱いところがあって当たり前です。だからこそ、そこにとことん向き合ってみるのも悪くないと思います。自分の弱いところに向き合うのはしんどいし苦しいことですが、そこからこれから逃げ続けるのは「ダサい」と僕は思ってます。絶対に自分の弱みと向き合ってる人の方が「かっこいい」です。そんなダサい自分を少しでも見つけてしまったらぜひ説明会だけでも参加して自分と向き合ってみるのがおすすめです!