発展途上国で働く夢を叶えるために
- 鴨下真美
- 早稲田大学
- 2014年夏
夢のためにビジネスを経験
プログラムに参加した理由の一つは、将来発展途上国で働くことが夢だからです。
そのためにも学生のうちに途上国でのビジネスを経験したいと思っていました。
また、今までビジネスに触れる機会がなかったので、自分で価値創造に挑戦してみたいとかんがえていました。
そして、人と人のつながる瞬間が大好きで、そんな場所を作ることがこのプログラムならできると感じたからです。
ベトナム人と分かり合えた瞬間
研修(プログラム)場所であるレストランにはベトナム人スタッフが 2人いました。
もっと笑顔でいてほしい等、彼女たちの接客に対する要望は沢山ありましたが、先輩である彼女たちへ来たばかりである私が指摘をするのは失礼なのではないかと思い、また折角友達になったのにビジネスの話をして嫌われてしまうのが怖く、強く言えずに数日が過ぎてしまいました。
結果、自分の思いをうまく伝えられずに悩みすぎて泣いてしまいました。
その時に初めて、慰めてくれるスタッフ2人に対し、正直に気持ちを打ち明けることができました。
すると彼女たちは夢の話、日本人の学生と絡んだりビジネスを学んだり、英語を話したくてここで働いているのだということを初めて話してくれました。
彼女たちと話す中で「お客さんが来たときに自由に話してみなよ!」私はそう伝えてみました。
そんな出来事の後、彼女たちの提案で行ったサービスにより、お客さんからチップをもらえたことがありました。
彼女たちが楽しかったと言ってくれたこと、またそのためのサービスを自分から提案をしてくれたこと、結果そのような嬉しい出来事があったこと、どれも嬉しかったです。
2つの成長
1つは話し方や情報伝達の仕方が変わりました。今までは思いついたことを全て話していましたが、会話相手のニーズ、自分のニーズ、共に出せるバリュー(WINWIN地点)を考えてから話すようになりました。オン・オフを切り替えて、仕事の時間はできるだけ無駄がないように心がけるようにしています。
2つめは、理論、利益、顧客目線で考えるようになったことです。投資をするとき、どのようにペイオフして、どのように利益を出せるのか考えるように。前は面白そう、受けそうなど、自分のアイディアだけでした。顧客目線の大切さを学び、アンケートや聞き込みを必ずするようになりました。
NOと言える勇気
結局行き当たりばったりが多かったのでもっと余裕を持つよう心がけるようにしようと思いました。そのためにも、目標の設定、優先順位をつける、タイムスケジュール管理、生活自体の改善、掃除、目標課題のdeadlineの設定、遅刻厳禁を自分に課していこうと思っています。
また、研修中、人の手伝いばかりしていた自分は普段も一緒なので、NOもいうように心がける。でないと自分の関わっている団体や他の予定の友達に迷惑をかけてしまう。そして周りを見て、暴走しないことですね。
これから参加する人へメッセージ
人生を変えるきっかけになります。ビジネスというより、人生の縮図に感じられる研修でした。とにかく全力でやってください!!!!!自分の強み弱みをはっきり認識して今後に活かすためにも、でもきっと気づいたら皆全力になってると思います(笑)直前まで他人同士がこんなにも真剣になって一つの場所でいろんなことを作り上げてる環境、なかなかないです。存分に楽しんでください。仕事に夢中になりすぎてビーチ行き忘れないように!武者修行はあいのり的要素もあるのであしからず。(笑)