「枠」にとらわれることなく新しい活用を模索し続ける「ゴルフ場の未来」を考える

 

地方創生イノベーション武者修行美唄ターム。今回は「ゴルフ」編!
まさみん×ゴルフ場支配人の西條さんが対談しました

西條慎一:㈱アルペン ゴルフ5カントリー美唄コース支配人
小学校~大学まで野球漬け。スポーツ関連の仕事をしたいと大学卒業後㈱アルペンに入社。入社から未経験のゴルフショップ(ゴルフ5)に配属。新店舗(店長)立ち上げを3店舗行い、8年前から未経験のゴルフ場運営(支配人)に。北海道・美唄の魅力をゴルフ・ゴルフ以外でも多くの人に知ってもらうことがゴルフ場・街の活性化に繋がると考えてチャレンジ中。

「ゴルフ場支配人の仕事とは?」

最初に西條さんのお仕事内容についてお聞かせください

ゴルフ場運営もしますが、一番仕事量が多いのは、それぞれの職場で働いてる従業員のマネジメントです。
あとは、お客さんを集めるための新しいことを考えて、何人かのメンバーと進めています。
美唄全体を観光で盛り上げる活動にも関わっていて、仕事の1/3ぐらいはゴルフ場にいなかったりもします笑

そうなんですね!他の肩書きを持っているということですか?

そうですね、「美唄商工会議所青年部」っていう会があるんですけど、それの副会長をしています。

なるほど、ゴルフ支配人と、美唄を盛り上げていくための活動の二足のわらじでお仕事されているんですね。

はい!ゴルフ場を盛り上げることと美唄市を盛り上げることは双方に効果をもたらすと思っています。

選手のプレイに釘付けなギャラリー席

ゴルフという枠に囚われない新しい試み

ゴルフ場にいらっしゃるお客様は美唄市の方以外が多いのですか?

そうですね、年間来場数は3万人ぐらいなんですけど、美唄市の方は1割いないぐらいです。
あとは北海道外だったり、札幌などの近郊からの方になりますね。

近郊の人や道外の方々がターゲットなんですか。夏の北海道ゴルフは確かに魅力的ですよね。涼しいし。

魅力的ですよ~!

インターネットでホームページ拝見させて頂いたんですが、ゴルフ場でゴルフ以外の事もされてますよね。サッカーみたいな。

フットゴルフですね!

フットゴルフっていうのですね!私は初めて見たのですが、フットゴルフは日本に普及されているものなのですか?

全国にゴルフ場が2000箇所くらいある中で、10コースくらいでしか行われていないです。

珍しい試みなのですね!ちなみにどういうきっかけでフットゴルフをスタートされたんでしょうか?

テレビでフットゴルフのワールドカップをやっている映像を見て、「これ、取り入れられるんじゃないかな」って思ったことですね。
美唄の別の団体の方からも話が出たんで、やっちゃいましょうっていうことで始めました!

こちらがそのフットゴルフ

えええワールドカップ!?

ワールドカップがあるんですよ。
日本ではまだマイナーなんですけど、欧米では競技者が急増していて、アメリカのゴルフ場では、フットゴルフができるゴルフ場が500コース位・フットゴルフ専用のコースもあると聞いています。
日本でも数々の大会があり、北海道オープンは、ここ美唄で開催し昨年は北海道外から40名位の選手が参加されました。各大会でポイントを積み重ね、日本代表になって世界(ワールドカップ)を目指す、というような状況で、日本でも盛り上がってきている感じです

ワールドカップがあるほど世界ではメジャーなスポーツなんですね。ルールはどんな感じなんですか?

ゴルフの代わりにサッカーボール、クラブの代わりに足を使うっていう感じです。

フットゴルフって言葉そのまんまですね笑
武者修行の終日オフの日に、みんなでやってみても面白いんじゃないか~なんて思いました!

ゴルフ場の美しさを多くの人に知ってほしい、という想い。

冬場は流石にスポーツは無理ですよね?雪が積もってしまうな、って思ったんですが。

僕は雪国じゃないところから来たので、本当にあまりに綺麗な景色だから、何もしないのは非常に勿体無く感じたんですね。
せっかくなら遊べる雪遊びの場所を作りたいということで、美唄スノーランドっていう雪遊びの施設と、スノーゴルフをオープンさせました。

北海道ならでは!まさかここがゴルフ場だとは思えない、、、

雪をうまく活かしたイベントですね、楽しそう!
どういった方たちがいらっしゃるんですか?

夏場は結構シニアの方が多いんですけど、冬は札幌や本州・東南アジアの中心に海外からも若い方たちが結構いらっしゃいますね。
写真をいっぱい撮りながら楽しんでくださっています。


スノーシュー!ふかふかの雪原を歩けちゃう!

なるほど。私は元からゴルフをしていたのですが、ゴルフ場はゴルフ以外で活用できない、って思い込みがあったんだなーと思いました。

うんうん。ゴルフって100人いたらやったことがある人が5人いるかどうか、とかそういうレベルだと思うんです。
残りの95人の方はゴルフ場に入ったこともない。でも、ゴルフ場の綺麗な景色を見たことがないのはもったいないなって思うんです。
来てもらったら絶対感動するなっていうところがあって。

きれいで広大なゴルフ場

だから僕はそのきっかけを創りたいと思った。

スノーゴルフとか、フットゴルフとか、新しい事をやるのはハードルがいくつかあるんですけど、取り入れているのはそうした思いからですね。

ちなみに次、チャレンジしたいこととかあったりするんですか?

ゴルフ場でのキャンプですね。
去年イベントをしたんですよ。夜には光るボールを使ってゴルフをしたりね。
ゴルフ人口も減ってくることは予想されるから、ゴルフ場をもっと上手く使えないかなって思って、案の一つにキャンプがあって、今は絶賛模索中です

「ゴルフを知らない学生目線だからこそ生まれる新しいアイデア」

今回、武者修行プログラムに参加する学生に対して、こんなことチャレンジしてほしいな、こんなところが面白いよ、というコメントがあればいただきたいです!

そうですね、自分は常識にとらわれず、新しい事にチャレンジしていますが、「ゴルフ」を知っている以上、どこかしら、ゴルフにとらわれている部分もあると思うんです。
多分、学生の皆さんはゴルフをされていない方の方が多いと思うので、ゴルフ場にとらわれず、自由に発想したり、アイデアを考えられるんじゃないかな。
北海道・美唄・ゴルフ場の魅力をもっと出してくれるかなと期待しています。
それは自分にとってもすごくありがたいですし、楽しみだなっていうのはありますね。

そうですね。「ゴルフ場で武者修行プログラム」ってなるとゴルフに関係する何かをしなくちゃっていう思いに引っ張られてしまうと思うんですけど、それをむしろ取っ払ったら、本当にいろんな方向に広がっていきそうだなと思いました。

本当にそう思います。ゴルフって敷居が高く感じる方が多いと思うんですよ。もはや、入っちゃいけない、みたいな感じを持っている方もいらっしゃるのと思う。

海外のゴルフ場ってフェンスないところが多いんですよ。でも日本のゴルフ場ににはフェンスがある。もうその時点で物理的な敷居の高さを感じますよね笑

そうですよね。今回の学生さんたちの力も借りて、ぜひその敷居の高さを取っ払ってもらえたらと思っています。みなさんの素晴らしいアイデアを、この自然の中で実行していただきたいです。

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