大学1年生で海外インターンに参加したきっかけ | 武者修行プログラム™

大学1年生で海外インターンに参加したきっかけ

  • 中村優花
  • 法政大学
  • 2016夏1ターム

「特技なし」・「長所なし」。だけど1年生で海外インターンに参加しようと思ったきっかけ

「特技はなんですか?」「・・・ありません。」

「では、長所といったものは?」「すいません、ないです。」

「高校時代頑張ったこと何?」「皆勤賞とることですかね、普通にダメでしたけど。」

「んーでも、はきはきしていて元気だからとりあえず採用ね」

このように本当、あきれてしまうくらい心身弱い私にはできることが少なかったです。

本当はコミュケーションをとることが怖いです。きっと私は隠れコミュ障なんだ、と思っていました。

そんな私は大学へ入学して2か月経ったある授業にて「そうだ!海外へ行こう!」という講義を受けました。そこでの講義は「Doerになろう!」というものです。Doerとは行動する人のことです。

行動すれば人は変わることができ、またその時期が早ければ早いほど自分自身が変わることができるチャンスは多くなります。私は直感的にDoerになりたいと思いました。

特技がない私は、Doerになる過程の中でたくさんの経験をして、経験を特技がない分の武器にしようと思いました。元々、課外活動も頑張りたいと思っていて、かつ大学ではそれほど夢中になれるものが見つけられずにいました。

高校時代、あるビジコンをきっかけに、東南アジアの経済のしくみや若者の現状に関心を持ったこともあり、「ビジネス」「海外」で検索し、この武者修行プログラムに私は出会いました。ここでは「変態」という言葉に惹かれ説明会への参加を決めました。その後、私はここで変態する!ビジネス経験を積む!他の1年生よりも1歩リードする!と決心し、申し込みました。

追い込まれた環境で見つけることができた自分の長所

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ベトナムに行って5日間くらいは帰りたくて仕方なかったです。英語もできないし同じ日本語を話しているはずなのに、チームのメンバーともコミュニケーションをとることが上手くいきませんでした。理由は私が論理的な話し方ができていなかったことと、チームメイトの男性に対して恐怖心を抱いていたからです。

ですが、次第に試行錯誤してロジカルな話し方を身に付け、自分の中でも言いたいことがはっきりしてきました。更には、アイディアも出てきて私たちのチームは少し遅れながらも企画案を打ち出すことができました。すると次第に恐怖心もなくなりチームの仲もよくなりました。

心の中で私自身の重たい扉が開いたようなそんな気がしました。

そのなかでチームのメンバーに気づかされたことがあります。

それは私の長所です。

私たちの企画について話し合っていた時「これは優花じゃないとできないよね」とメンバーが言ってくれたことがありました。そして完成した時に「ありがとう」と言ってくれました。

皆で作りあげたのにこのように言ってもらえたことに驚きました。その時は嬉しくて照れているだけでした。しかし、改めて思い返してみると涙が出るくらいうれしい気持ちを味わった瞬間でした。私の長所は私にしか思いつけないアイデアを考え、私にしか叶えられないニーズを叶えることです。

そして、ベトナムに行く前よりも多くの人とより気さくに話すことができるようになりました。これらも含めてすべてが私の長所です。

単なる経験だけじゃない、一生付き合える仲間も手に入れられた

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ベトナム滞在中、チームを超えて本当にいろいろな人と出会うことができました。いまも武者修行のおかげで知り合うことができている人達がたくさんいます。特に同じタームの皆は個性あふれていて、仲が良くて、とても優しい人たちです。現地での英語の授業でうまく聞き取れない時も教えてくれたり、訳してくれるのではなく、私が分かる範囲までの英語は訳をさせてくれて、私自身のレベルアップにつながるように工夫してくれました。
倒れてしまった時も病院まで来てくれたり、部屋にお見舞いに来てくれたりしてとても元気が出ました。車が多すぎて横断歩道を渡ることができない時も、企画案やチームのことで悩んだ時も皆助けてくれました。本当に感謝してもしきれません。皆がいたから私は変態することができたし、無事に帰国することができました。だから私はそんな大好きなチームの皆と一生仲良しでいたいです。

二週間の海外インターンを終えて

武者修行後、今の私は行動力を原動力にしています。あの2週間を乗り越えたから、また厳しかったり辛かったりすることがあっても、私なら乗り越えることができると思います。
課題として見えたことはビジネス面では語学力やプレゼン力の向上の他、もっと多くの学生や大人と話すということです。これから少しずつ課題解決していきたいと考えています。
正直、自分でもこんなに人って変わることができるのだなと思いました。特技なしの臆病者が、長所を見つけることができて、男性への恐怖心がだんだん溶けるようになり、何よりも行動できる人、Doerになることができました。もしかしたら、この広大な社会には自分じゃないとできないことがたくさんあるかもしれません。
私は将来、私だから叶えることができるニーズを叶えていきたいです。就職まで約3年ありますが、興味を持ったどんなことにも挑戦して、更なる長所を見つけ、武器として使うことができるくらいの経験を積んでいきたいです。皆さんも武者修行で自分の良いところ、1つでも見つけてきてほしいです。更には自分の可能性も見出してほしいです。最高の仲間にも出会えます。大学生である今しかできないこの貴重な経験を最高の仲間と過ごしてきてください!