あるべき姿に自分を軌道修正させた衝撃的な言葉

中村顕さん

所属 同志社大学

参加時期 2016春2ターム

一言コメント まずは自分に矢印を向ける

お前腐ってるな

「けんなか、お前腐ってるな」

武者修行プログラム期間中の個別面談でファシリテーターに率直に言われた言葉です。自分の力試しのためにプログラム参加を決意したにもかかわらず、僕は強烈な一言をもらいました。

力試しのために参加を決意

去年の秋頃いつものようにFacebookを見ていると、武者修行プログラムの広告を偶然見つけました。「2週間、海外、インターン」即断即決でした。ビジネスに関する知識は皆無でしたが、「自分の英語がどれくらい海外の人に通じるのだろう。ましてビジネスの現場で交渉したり客寄せしたりできるのだろうか。」と思い、それを試してみたくてすぐに申し込みました。

僕はビーチの近くにあるハンバーガーショップのアウトサイドプロモーションを担当しました。簡単に活動内容をまとめると、店舗への来客数を増やし、それを店舗の売り上げにつなげるという活動です。ベトナムへ行く前にもチームメンバーとミーティングを数回して、色々と企画案を持った状態で現地に向かいました。

現地に到着し、いよいよ自分たちのプロジェクトを実際に進めようということになったのですが、一人のメンバーが「やっぱりもう少し話して案を修正しない?」と提案してきました「は?」心の声です。でも本当にそう思いました。特に反論をすることもなく僕は「うんわかった。」と言いました。話し合いを続け、意見はチームとしてまとまるのですが、一方で僕の心はチームからどんどん離れていきました。 チームで出かけるときも3人で歩いているはずなのにいつの間にかいつも僕だけ一人で歩いていました。歩きながらいつも「絶対僕は間違ってない、もっと実際に行動しようや。なんも企画を進めず話し合ってばっかりやねん。」心の中では文句ばかり言っていました。

心の腐り始め

そのうちに中間プレゼンがあり、 チームとしての方針を一度まとめなければいけないタイミングが来ました。発表前日の資料作成中、夜も遅くなってきていたので「さっさと作って寝るわ」と思わず口に出してチームの二人に言ってしまいました。以降急激に全員の口数が減りました。チームの一人に、「そういうマイナスな発言はやめてくれ、他のチームの人たちだって協力して頑張ってるやんけ」と言われました。その通りです。

ここから少しずつ僕ははっきりとものを言うようになりました。僕はプロジェクトの具体的な企画例を提案しました。しかし彼らは頭ごなしに僕の案を批判し続けました。少なくとも僕はそういう風に感じました。そこで僕は逆に「じゃあどういうことをするん?」と尋ねてみました。ですが彼らには別段、具体案があるわけではありませんでした。「ほら見ろ」正直、心の中でそう思いました。

中間プレゼンでもファシリテーター、そして他の参加者の前で僕の意見をはっきりと言いました。「僕の案はまだ何もしていないのにチームの二人に頭ごなしに否定されるんだ!」すっきりしました。そしてビジネスファシリテーターの方から「お前の案いいじゃないか、一回やってみなよ。」そう言われました。「ほら見ろ!!」心の中ではもう大はしゃぎです。ニヤケが止まらない、そんな感じでした。僕たちのチームはようやく企画を実行に移すことにしました。「自分は間違ってなかった、チームの諸問題の根源は僕ではなかった!!」確信しました。

自分の弱さに気づけたきっかけ

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その後のチーム面談では僕の隣でメンバーの女の子は泣いていました。確かに自分のこれまでの行動にも少々問題があった、彼らに残念な思いをさせていたということがわかっていたのでそこで謝罪しました。「自分がみんなと一緒に歩かないからダメなんです。」心から反省していました。しかし同時に「企画は僕が言っていたことが正しいんだ」という思いも心の中で持ち合わせていました。まだ優越感に浸っていたのです。そして今度は個人面談です。正直、とてもワクワクしていました。面談前は「チームまとまってきたな」とか「企画頑張ってくれよ」のような励ましの言葉を頂けると思っていました。

ところが、代表の和也さんから言われた一言は、「けんなか、お前腐ってるな」背筋に電気が走った感覚でした。

「え?」予想もしない言葉に絶句しました。

自分の言いたいことをあまり表に出さず、他人の失敗を知るやいなやそれらを批判し、あたかも自分は全てをわかっていたかのように振舞う。そんな人は絶対周りから好かれないぞ。都合のいい時にしか自分に矢印を向けない、そんなせこいことをするなということを言われました。反論する言葉もありませんでした。

猛省しました。

そのあと、チームの二人にもこのことを全て話しました。この日を境に頭も心も完全にリセットしました。今までの優越感のような感情も自分の意見を隠すようなこともなくなりました。今まで、チームで一番役に立っていると思っていたのも、この日初めて逆に一番足でまといだったと気がつきました。それからは全てが本当にうまくいきました。誰かの意見を聞くときも、ダメだと思えば、ただ批判をするのではなく、はっきりと問題点についての指摘をし、納得がいくまで話し合いました。そしていい時は賛同しお互いを認めるようになりました。

自分たちは最終的に三つの施策を行ったのですが、全て帰国後も継続して頂けることになりました。

 

武者修行で得た大きな学び

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一つ目は、まずは自分に矢印を向けること、そして二つ目に、簡単に諦めないことです。

こんなこと行く前からわかっている、当たり前だと思っていましたが、無意識のうちに、すぐ人のせいにする、妥協するといった自分の弱さが行動に出ていました。 でもそれでは自分の理想には近づけません。いま日本で僕は自分の将来の進路について考えています。本気で理系の人間として生きていくべく、資格の勉強に励んでいます。そして僕の悲願である海外で仕事をするということも達成したいので、英語の勉強にも精進しています。あれもこれもではありますが、貪欲に努力していきたいです。

二週間で別人になれるわけではありません。ただし武者修行プログラムはそのきっかけを作ってくれます。 今の自分をあるべき姿へと軌道修正してくれます。そこからは自分次第です。ぜひ武者修行プログラムに参加して自分の殻を割ってみてください。

 

まずは説明会にお申し込みください。

2016年年末・2017年春開催の武者修行プログラムの説明会は、全国10箇所の会場と全国各地で個別説明会が行われています。少しでも興味を持たれたら、まずは説明会に参加してみてください。なお、プログラムへの参加は、原則として説明会に参加いただき、より深くプログラムを知っていただいた上で、お申込みいたくことができます。対面での説明会に参加できない方には、SkypeやLINEでのオンライン説明会も実施しています。

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