弱さをさらけ出して気づけたことがありました

三村綾花さん

所属 立命館アジア太平洋大学

参加時期 2015年夏

一言コメント 新しい自分を、新しい世界を、楽しんでください!

武者修行に参加した理由

大学3年の半ばも過ぎ、固定化した環境や生活に嫌気がさしはじめた頃。就活も目前に控え、接客業に就きたいとずっと思っていたけれど、「視野広げてみれば?」と親に言われ続け、「もーうるさい!じゃー全然ちがう環境で全然ちがうことやってやる!」と、半ば反抗心から(笑)、武者修行に飛び込みました。

新興国でのビジネス

日本での知識や常識は、ベトナムでは通用しない。「ゴミ知識を捨てろ」と何度も言われていたのに、なかなか実行できず、企画を諦めかけたとき、「諦めるには早いんじゃないの?」と言われ、全力を尽くせてないことに悔しい思いをしました。

また、お土産屋の品開発のために現地の人に木工を頼んだときのこと。知らない日本人が急に来て「こんなの作って!明日までに!」とか頼むので、もちろん相手は怪訝顔(笑)引き受けてはくれても、「本当はやりたくない」とストレートに言われたこともあり、かなりショックでした。しかしそこで、自分たちがビジネスの話しかしておらず、相手と信頼関係が築けていなかったことに気づきました。ビジネスを一緒にやるチームだけでなく、交渉相手とも信頼関係が必要。ベトナム人同士で、鼻で笑いながらベトナム語で話され、何を話しているのかわからず、言語の壁を前に嫌な思いもしましたが、私たちが拙いながらもベトナム語を話すことで、相手は喜んで関心を持ってくれる。商品開発や営業は人の温かみが無い気がして、興味の欠片もなかったけれど、実際はヒトの関係で成り立っていて、興味が湧きました。

「発することがチームにとっての学び」

中間プレゼン後、私が発した言葉は「ゴミ知識を捨てろと分かっていたのに出来ていないのが悔しい」。チームの反応は「悔しいって思ってなかった自分に驚いた」。そのとき、「君が発することがチームにとっての学びになる。発しないって選択は、チームの学びに貢献しないってことだよ」とファシリテーターの方に言われ、衝撃を受けました。企画に関しての意見は発していたし、このときは、ビジネス中に「悔しい」と泣いて、ただの弱い泣き虫だと自分では思っていたので、これが「発する」ことで、「チームの学びになる」とは微塵も思っていませんでした。

そんな風に、自信もなく、とにかく劣等感の塊でした。自分の弱い部分を見せたり、頼ったりしたら、それは相手の迷惑や負担になるだけで、相手には何のメリットもないから、自分が我慢して隠して、うまく相手と付き合っていければいいと思っていました。だいたい、よく笑い、真面目なので(笑)、人からも「明るい、いい子」とよく言われ、それでうまくやっていました。でも、ちがった。一人でどうにかする強さだけが強さじゃない。私には、弱さを認め、人に見せ、助けてもらう強さ、すなわち、自分を認め愛する強さが必要だと知りました。そこからは、恐怖や不安や情けなさから号泣しながら、自分の思いや弱さをさらけ出す日々でした(笑)

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武者修行で得たもの

自分を認め、弱さをさらけ出す強さと、それを通して、信頼できるかけがえのない仲間を得ました。ビジネス面においても、自分が得意なところで、チームに大いに貢献する。自分が苦手なところは、それを得意とする相手に頼る。パーソナルな面においても、弱さをさらけ出すことで、そこから学ぶ人がいるし、力になりたいと思ってくれる人がいる。実際に、「今までいかに深く考えずに、深く人と付き合わずに生きてきたか気づいた」とメンバーが言ってくれて、迷惑をかけてるとばかり思っていたけど、本当に学んでいたんだなと実感しました。

逆に、私自身の悩みや経験から、人の弱さや痛みに寄り添うことができ、これから先は、人の力になることもできると信じています。弱さを認め、さらけ出すことは、決して甘えでも、怠けでも、恥ずかしいことでもない。弱さは強みにもなるし、お互いの長所を生かすために、お互いの短所や弱さがある。人は一人では生きていけないし、武者修行をチームでやる意義はここにある。それを、頭の中でのロジックではなく、体感し、痛感することができました。そして、チームの枠を越えて、プログラムを終えてもなお、お互いに心から力になりたいと思う仲間を得ることができました。

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これから参加する人へ

「変わりたい」と思っている人はもちろんですが、自分に関して特に問題意識を持っていない人や悩みがない人も、参加してほしいです。きっと、いや、必ず、今見えていない自分、そして今まで知らなかったような仲間に出会えます。素敵な街ホイアンで出会う、新しい自分を、新しい世界を、楽しんでください!

まずは説明会にお申し込みください。

2016年年末・2017年春開催の武者修行プログラムの説明会は、全国10箇所の会場と全国各地で個別説明会が行われています。少しでも興味を持たれたら、まずは説明会に参加してみてください。なお、プログラムへの参加は、原則として説明会に参加いただき、より深くプログラムを知っていただいた上で、お申込みいたくことができます。対面での説明会に参加できない方には、SkypeやLINEでのオンライン説明会も実施しています。

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