「他者の評価」より「自分のやりたい」に目覚めさせてくれた2つの言葉

細川茜さん

所属 大阪大学

参加時期 2015年夏

一言コメント 武者修行で学んだことは自分の将来の可能性を広げるきっかけになった

武者修行プログラムに参加した理由

 小学校から高校生まで、文化祭で出店する店舗の内装や看板、Tシャツなどをデザインすることに積極的に関わっていた。その中で、企画の楽しさを感じたことから、私は「人の生活を豊かにする企画をする仕事」に就くという夢を持っている。

その夢を実現するために、大学時代は関西学院大学総合政策学部都市政策学科に所属し、まちづくり、エリアマーケティングや統計学を学び、現在は大阪大学工学研究科ビジネスエンジニアリング専攻に所属し、技術経営を学んでいる。

 この夏休みは、今まで蓄積してきた知識を活かして実践的なビジネスを経験したいと思っていた。そこで、この武者修行プログラムに出会い、まさに私のやりたいことが実践できる場であると確信したため、参加した。

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企画内容

 私は、数あるビジネスチームの中から、ツアーデスク商品開発を選択した。なぜなら、観光は大学時代専攻としていたまちづくりに関する知識を活かして企画を行うことができると思ったからである。

 私たちが提案したのは、「Friendship Tour」というツアーである。このツアーは、ホイアンに住んでいる英語を話せるベトナム人をツアーガイドとして雇い、観光客を案内しながらまちあるきをするというものである。このツアーによって、顧客はガイドブックには載っていない現地人の生活、文化、習慣、思考などの情報を、現地ツアーガイドとの交流の中で楽しみながら収集することができる。

 

武者修行プログラムを通して学んだこと

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「すべき」から「したい」への変化

 武者修行に参加するまでの私は、他者からの評価にとらわれ、自分のやりたいことをその基準に合わせたり、グループの調和を保つために自分のやりたいことを我慢したりする傾向があり、「すべき」というモチベーションで行動する人間であった。

 日本でのプロジェクトは実際に形にするという工程がなかったため熟すことができたが、実際にビジネスを形にする武者修行プログラムでは、その我慢がストレスとなり企画が全く進まないまま中間発表を迎えてしまった。

 そのような私を変えたのは、ファシリテーター大吾さんの「行動し続ければ、一生失敗することはない」という言葉であった。私は今まで「すべき」というモチベーションで行動していたのも、行動した結果失敗することが怖いからであった。しかし、失敗とは、物事がうまくいかなかった時点で諦めて止めてしまうから生まれるものであり、反省して諦めず行動し続ければいつかは成功すると気付いた。

 その後は「すべき」ではなく、「したい」というモチベーションを重視して行動することを心がけた。メンバーにも「すべき」発言をした瞬間注意をしてもらうようにお願いをした。その結果、企画を考えることがとても楽しくなり、最終日まで突っ走ることができた。

 

PDCAの大切さ

 武者修行に参加するまでの私は、他者からの評価や勉強したビジネスの法則などの基準にとらわれ、自分のやりたいことをその基準に合わせたり、自分のやりたいことを我慢したりする傾向にあった。

 武者修行では、たくさんの優秀なファシリテーターさんが毎日ビジネスに関して講義を行ってくださる。その中で毎日膨大に増えていく情報を扱えきれなくなり、意思決定ができない状態になってしまい、議論の流れを止めてしまうことが何度もあった。その結果、自分が今まで学んできたこと、勉強してことを全く有効活用することができず、「今まで私は何をしていたんだろう・・・。」というショックから落ち込む日が続いた。

 そんな私を変えたのは、夕礼で和也さんがおっしゃった「答えは現場が知っている」という言葉であった。私が勉強したことはただの知識であり、現場検証をした結果と組み合わせることで初めて価値のある情報となるということに気付いた。

 その後、私たちのチームは高速でPDCAサイクルを回した。企画の完成度が60%の状態でもとりあえず実行した後、アンケートやヒアリングによりお客様の声を集め、お客様にとっての最高のツアーを目指して毎日企画をブラッシュアップした。

 その結果、最終的にできた企画は一人のお客様に販売することができ、満足していただくことができた。PDCAサイクルを回して現場検証を行わなければ、お客様に求められる企画を作ることはできないということを学んだ。このことは大学での座学では絶対に学べないことであり、将来社会で働くために非常に重要なことを学ぶ良い経験となった。

 

武者修行と他のインターンシップとの違い

 

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 この違いは、帰国後の繋がりであると思う。

武者修行では、帰国後報告会やインターンシップ、コミュニティなどがある。これにより、武者修行中に切磋琢磨した仲間とずっと繋がれることはもちろん、現地ではあまり絡みのなかった他タームの武者修行生と新しい繋がりを作ることもできる。武者修行により、日本での活動の幅も広げることができる。日本でも武者修行を続けられるということが、武者修行の良いところであると思う。

 

今後、頑張っていきたいこと

 自分の将来の夢として「企画」をする仕事に就きたいということは決まっているが、具体的にどのような分野で、どのような立場で企画に関わりたいかということはまだ曖昧な状態であった。今まではそれを決めるために自己分析をしたり、本を読んだりネットで調べたりしてずっと考えていた。しかし帰国後、武者修行で学んだことを振り返っていたとき、自分の将来についてのPDCAを全く回していないことに気付いた。そして今「自分がやりたい企画とは何か?」という問いをいくつか設定しPDCAサイクルを回して、その答えを具体化するために動き出している。

武者修行で学んだことは自分の将来の可能性を広げるきっかけにもなった。武者修行は私の人生における転換期となった。このような機会を与えてくださった、和也さん、ファシリテーターの方々、チームメンバー、家族に感謝したい。ありがとうございました。

 

まずは説明会にお申し込みください。

2016年年末・2017年春開催の武者修行プログラムの説明会は、全国10箇所の会場と全国各地で個別説明会が行われています。少しでも興味を持たれたら、まずは説明会に参加してみてください。なお、プログラムへの参加は、原則として説明会に参加いただき、より深くプログラムを知っていただいた上で、お申込みいたくことができます。対面での説明会に参加できない方には、SkypeやLINEでのオンライン説明会も実施しています。

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